今さら聞けない用語解説(予告編)
初ラウンドでバーディーゲット!
初めてのラウンドで、なんとバーディーを獲ったYさんの場合
Yさんは、ゴルフを始めて1か月。
本当に初心者ですが、この日はなんとパー4でバーディーを奪いました!
全ての写真で、軸が左に傾いています。これはまだ初心者なので仕方ないとしましょう。
初心者ということを踏まえてみていくと、素晴らしいポイントがいくつもあることに気づきます。
まず1ですが、左腕が地面と平行の時にシャフトはほぼ90度に上がっています。
また左手の甲と、フェース面が一致しています。
これはお教えした通りのテイクバックができている証拠ですね。
2では最初に言いました通り、軸が傾いています。
しかし3では傾きながらも左手の甲の向きとフェース面の一致が崩れていません。
またトップでシャフトが地面と平行のところにしっかり上がっています。
4では、軸が傾いているせいで緑の線で示した左斜め下方向に動きが始まっています。
5でも軸のズレは赤い線と青い線の所=振り遅れています。
しかしここでも手首の角度はしっかり維持され、左手の甲の向きとフェース面は一致しています。
そして驚くべきは6です。
この緑の線で示した角度をご覧ください!
初心者とは信じられないくらい、しっかりタメができています。
普通なら初心者の方は、6の腕の位置(地面と平行)で7かひどければ8の位置までクラブをリリースしてしまうものですが、Yさんは90度以下の角度を保っています。
これは凄いことです。
7では角度はいいのですが、クラブを前に押すのではなく下に下す動きになっています。(黄色い矢印)
だから8ではせっかく立って下りてきたクラブが寝てしまい、フェースが開いてしまっています。(黄色い矢印)
9を見ると、フェースがこすり上げるような角度で来ていることが分かるでしょうか?
この下におろす動きのせいで、10ではスウィングセンターより手が前に出てしまいました。
また白い枠で囲った部分をご覧ください。
右手のひらが上を向いているのが分かると思います。
11でははっきりと右手のひらが上を向き、フェース面も上を向いているのが見て取れます。
12では、本来フェース面は背中側を向いていて見えないはずですが、この位置でもフェース面が見えてしまっています。
この時のYさんのショットは、右に飛び出しスライスしてOBでした。
しかしこの動きを少しですが修正できた次のホールでは、なんと2オン1パットのバーディーを獲りました!
軸の傾きが基本からずれていても、上半身の動きが基本通りなら大きなエラーにまで至らないことが多いです。
皆さんもあまり細かいことにこだわらず、基本のスウィングを身につければスコアアップができるようになると思います。
基本が分からないという方は、気軽に無料体験レッスンにお越しください。
貴方と一緒に、基本からしっかりスウィングを構築させて頂きます。