静岡より再び!

深田洋史

深田洋史

テーマ:レッスン

静岡よりお茶の香りとともに PART2!

前回体験レッスンを受けられた、静岡は牧ノ原台地でお茶の製造卸を営んでおられる福田謙太さんが400キロを遠しとせず、お越しになられました。
体験レッスンで納得できるところが多々あったそうで、今回正式に入会されることになりました。
練習熱心な方で、会社の一隅に練習スペースを設けて毎日練習されるほどです。
ではスウィングの解説をしていきましょう。
左の黒い数字がレッスン前。右の赤い数字がレッスン後です。

左では胸がこちらを向いていないのが分かるでしょうか?
これはテイクバックを上げすぎているため、ヘッドが頭の向こうにまで行っているせいです。
ひじも右後方に向かっていますね?
それに対して右は胸がキッチリこちらを向くまで廻っています。
上げるのをハーフウェイでやめ(トップで止めるのではなく、上げる=加速するのを途中でやめたのです)後はクラブの慣性モーメントに任せたからです。
左では突っ張っている右ひざが、右では余裕があるのが分かると思います。
また右では右ひじが下に向かって使えています。

左では真下(垂直方向)から後方に傾いて下りてきているグリップエンドが、右ではまだダウンスウィングに入っていません。
これは上げ過ぎを修正した結果、トップでタメができたからです。
左の腰の回転は止まったままですが、右ではクラブが動くより先に回転が始まっています。

同じ時点で撮っているのに、左はまだ胸がこちらを向いたままなのに対して、右では既に下向き(ボールに対する正面)になり始めています。
つまり体の回転が速くなったということですね。
上げ過ぎによる過回転(伸び上がり)が抑えられたので、ダウンスウィングの始動も早くなりました。

左では、まだひじが後方に引けていますが、右では下(ボール)に向かって動いており、体もボールに対して正対に近いところまで廻っています。

左は回転が足りず、右に体重が残り、球を右に押し出していますが、左では体重が左に移動し、赤い矢印に向かってヘッドが振り出されており、強いインパクトになっています。

最後に正面からの写真を見てみましょう。
体重が右から左に動いているのがはっきり分かります。
クラブのしなりも素晴らしいです。

今までにも言ってきましたが、クラブをトップまで自力で上げてしまうと、慣性モーメントが働いて、10で止まらず13~14の所まで行ってしまいます。
自分の意識の中では『6割くらい』まで上げたら、そこから先はクラブの慣性モーメントに任せて、上がり切ったら振る。
こう思っていた方が上げ過ぎを予防でき、過回転による振り遅れを防ぐことができます。
まだまだ修正点は多いですが、着実に良くなってきています。
福田さん。はるばる静岡からのお越しありがとうございました。
なかなか頻繁には通えませんが、こちらにお越しになった時など折を見つけてお越しください。
上達のお手伝いをさせて頂きます。
皆さんも、お気軽に無料体験レッスンにお越しくださいね。

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深田洋史
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深田洋史(スポーツインストラクター)

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