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もしクラブを破損してしまった時にはどうすればいいでしょうか?

2018年8月10日 公開 / 2021年3月1日更新

テーマ:ゴルフクラブ

コラムカテゴリ:スクール・習い事

ゴルフクラブを破損した場合の対処について

先日、生徒さんからクラブを壊してしまった時にはどうしたらよいのでしょうか?というご質問を頂きました。
今回は、クラブを破損した場合の対処について書きたいと思います。

貴方がゴルファー保険に加入しているかどうか?によって対処が変わってきます。
①加入している場合。
この場合、クラブを破損した場所がゴルフコースかゴルフ練習場であるというのが大前提です。
自宅の庭で練習していたとか、クラブをバット代わりに振っていて壊したとかは保険に加入していても対象外となりますのでご注意ください。

まずコースか練習場のフロントで、クラブを破損してしまった旨を告げ、『事故証明』をもらってください。
この場合、コースや練習場が独自に発行してくれる場合と、保険会社からの所定の用紙に必要事項を記入しますという場合の二通りの対応があります。
独自に発行してくれる場合は、その場でもらうことができますが、保険会社所定の用紙に記入しますという場合は、再度用紙を持って行って書いてもらうか、郵便で送って返送してもらう必要があります。
郵送の場合、返信用の封筒に切手を貼って、自分の住所や名前もあらかじめ記入しておきましょう。
あくまでも先方の好意でやってもらうことですから、費用や手間の負担をかけさせないように気を遣います。
また、ヘッドが飛んで行ってしまってすぐには見つからない(コースでは多々あります)場合、後日探してもらうことになりますから、そのあたりも気を遣いましょう。
帰宅されたら、保険会社に連絡をして、請求書類を送ってもらいます。
届いたら、記入する前に修理を依頼するお店に行きましょう。
分からないままに書いて失敗するより、お店で訊きながら必要事項を記入していった方が安心ですね。
添付するものとしては、事故クラブの写真。修理の見積書か、修理済みなら領収証。
それと事故証明です。保険の請求書に事故証明の欄がある場合、前述したようにコースか練習場に持っていくか郵送して記入してもらいます。
あと、購入時期を記入する欄や事故の起こった状況を記入する欄もありますから、いつ買ったのか?どんな状況で壊してしまったのか?も書き入れてください。
全ての事項に記入が終わったら、郵送するだけです。
ヘッド交換かシャフト交換の場合は、修理金額が満額おりることも多いですが、全損の場合、購入日からの減価償却が入りますので全額は出ないことがほとんどです。
詳しくは各保険会社にお尋ねください。

②加入していない場合
加入していない場合は、コースや練習場が保険に加入していれば、こちらで修理してもらうことが可能です。
フロントで破損した旨を告げ、『コース(練習場)の保険で修理してもらうことは可能でしょうか?』と訊いてください。
多くのコースや練習場は、保険に加入していますから、破損したクラブを預けて修理してもらうことができると思います。
その際も、破損した状況とか購入した時期などを説明する必要がありますのでご注意下さい。

③自分もコース(練習場)も保険に加入していない場合
申し訳ありませんが、すべて自費となります。


ゴルファー保険は、クラブの破損以外に、対人補償や対物補償があります
もし誰かにボールやクラブをぶつけてしまった場合や、器物を損壊してしまったときには、大変な補償が必要になることがあります。
最近では自転車の事故で巨額の賠償を負うことになった例もあります。
念のため保険に加入されておくことをお勧めいたします。
以上のような対応が一般的ですが、もし『これってどうなの?』と思うことがありましたら、お気軽にお訪ねください。
分かる限りはお答えさせて頂きます。

この記事を書いたプロ

深田洋史

ゴルフレッスン&クラフトのプロ

深田洋史(Craftsman Golf Shop Ocean CLUB)

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