シャフトのタイミングが合えば、スウィングは良くなり飛距離も伸びます
小柄な女性でも200ヤード飛ばせます
先日の続きです。
今回はOさんの奥さまです。
仮にIさんとしておきましょう。
Iさんは、身長150センチくらいの小柄な方です。
しかし、ドライバーの平均飛距離は180ヤードを超えるでしょう。
今から解説していきますが、いくつかのポイントが修正できれば、平均飛距離は200ヤードになると思います。
1では、右腕がまったっく曲がっておらず、シャフトと一直線になっています。
2では右ひじが外を向き、手首の角度が全くありません。
これらは、頭を残し過ぎているから起こっています。
専門用語では『リバースピボット』と呼ばれる形で、右の股関節上で軸が廻らず、左に突っ込んだ形になっています。
頭がターゲット方向に動いてしまっているのは、足元の影を見るとよくわかりますね?
さて問題は3です。普通ならリバースピボットになるとこの位置には収まらず、2の写真で赤い線で示したところに来るのが普通なんです。
ところがIさんは、見ての通りの位置に収まってしまっています。
これ、私をメチャクチャ悩ませるスウィングなんですよ(苦笑)
紫の線で囲った部分を見てください。外を向いてしまっているのですが、キチンと下を向いてもいます。
だから4では回転の軸がブレずにインパクトを迎えています。
しかし、やはり青い線で示したようにリバースピボットの揺り返しで体重が右に残ってしまっていますから5の紫の線で囲ったかかとの部分に軸が来てしまっています。
6ではっきりとわかりますが、左のつま先が開いてしまってしまいました。
Iさんの場合、このリバースピボットになる癖を直しさえすれば、1の手首の角度がないことは自然と直りますし、ダウンスウィングでもっとウェイトシフトができるようになり、飛距離も一気に伸ばせるでしょう。
ここで問題になるのは、彼女のどこを直すべきか?なんですね。
1と2の手首に目が行きがちですが、大本はそこにあるのではなく軸の傾きなんです。
ここを直さずに、手首ばかりを気にしてしまうと虻蜂取らずになりかねません。
手首の角度は、ある意味個性としてとらえ、大本の軸の傾きを直す。
それがレッスンだろうと私は考えています。
体が小さいからといって飛距離諦めていませんか?
大丈夫です。オーシャンゴルフアカデミーなら、貴方の個性を活かしつつ、体の使い方を変えることで飛距離アップが果たせるようなレッスンをしていきます。
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