ショットが調子よくなると、体が勝手に行き過ぎの状態にしてしまうことがあります
今日は、Oさんの奥さまのことを書く予定でしたが、急きょ変更して本日のラウンドレッスンのことを書きます。
なぜか?といえば、Tさんが初めて100を切ったからです!
Tさんは30代半ば。ゴルフ歴は数年で、レッスンに来られるようになったきっかけは『スライスを直したい。特にドライバーを。』でした。
通われ出して3か月。今日が初めてのラウンドレッスンでした。
結論から先に言いますと、ドライバーのOBは1回もなし!
UTでプッシュアウトした池ポチャが1回だけでした。
スコアは下の通りです。
ご覧いただいているように、アウトはボギー・ボギー・ボギーときて、ダボ・ボギー・トリ・ボギー・ボギーです。
インに入ってからは、ダボ・ボギー・ダボ・ダボ・パー・ダボ・ボギー・ダボ・ボギー。
お分かりのように、100を切るのにパーは要らない(1つ取っていますが(笑))んです。
ボギーが半分、ダボが半分で99なんです。
Tさんのようにパーが取れれば、98で廻れます。
ではどのように廻ったのか?ですが、2月19日のコラム『100を切りたい方のためのコース戦略』で書いた通りです。
つまり、ギリギリギリギリ届く距離なら、無理をせず刻んでアプローチ勝負!
実際、1番ホールはドライバー:220ヤード、7番アイアン:150ヤード、打ち上げのドッグレッグの第3打は、直線で残り127ヤードでしたが8番アイアンで。
グリーンを少し外しましたが、寄せワンでボギーが取れています。
4番はドライバーはいいところに行ったのですが、ライも残距離も良すぎて力んでしまいチョロ。
3打目も上げようとしてしまってバンカーへ。バンカーからは1発で出ましたが、下りの難しいラインをオーバーさせてしまい3パットでトリでした。
でも8番・9番はキチンとボギーを獲れているでしょう?
インも10番こそ3パットでダボですが、思い切り打ち上げの11番(打ち上げを入れると実質400ヤード)ではきれいに3オン2パットで上がれています。
ここも第2打を無理しないで刻み、アプローチで勝負をかけました。
14番のパーは、グリーン左にはずしましてしまい、アプローチも下りのラインを打ち過ぎて4メートルくらいオーバーしました。
しかし、上りのラインをしっかり打ち切ってナイスイン!
会心のパーでした(笑)
17番ではグリーン奥のバンカーに入れてしまいましたが、ここは谷越えなので大きめのクラブで打ってもらい、当たりが良すぎて・・・(笑)
アンジュレーションのきついグリーンにてこずり、2オン3パット。
18番は220ヤードで池に入るのですが、かなり強いアゲンストだったためドライバーでティーショット。
少し左に引っかけて、斜面からのセカンドは40ヤードのショート。
そこからピン下3メートルに乗せて2パットのボギー。
この最終ホールは、『ここをボギーで上がれたら、アウト・インともに50が切れますからね!』と、プレッシャーをかけました。
でもTさんは、頑張ってそのプレッシャーに打ち克ち、見事両方のハーフで50を切り、トータル98で廻ってみせました。
今まで書いてきたコラムの内容が、ここまできれいに実践されると感動すら覚えます(笑)
100切りのための戦略しかり、初心者にとってのアプローチとパッティングの重要性しかり。
無理をしないで刻む。アプローチが上手くゆけば、楽なパッティングラインが残り、結果としてスコアがアップする。
そのすべてが目の前で具現化されて、本当に嬉しかったです。
皆さんもオーシャンゴルフアカデミーにお越しになって、上達してみませんか?