スタート前の練習場に持っていくクラブの選び方

深田洋史

深田洋史

テーマ:ラウンドレッスン

時々こんな質問を頂きます。
(以下、生は生徒さん。私は私)

生『スタート前に練習場に行くでしょう?』
私「はい。』
生『TVなんかで観てると、プロはバッグごと持って行ってる人が多いですよね?』
私『そうですね。やはり各番手をチェックしたいでしょうから。』
生『でも私らアマチュアはそんなことできません。』
私『えぇ。カートにバッグを積み込んだりしますから、ちょっと難しいでしょう。まぁ、スタートの2時間前に到着して、1時間前にはバッグを戻す・・・なんてことができれば問題ないですが、8時のスタートだったりしたら、6時に着いてもまだフロントは開いてないことが多いので、実質上無理だと思います。』
生『それで訊きたいんですが、何本くらい持って練習場に行ったらいいんでしょうね?』
私『そうですねぇ・・・。基本ショート・ミドルのアイアンに、UTかFWとドライバーになりますが、気になるクラブは持って行った方がいいでしょうね。』
生『先生はどれを持っていくんですか?』
私『私の場合は、ラウンドレッスンで廻ることがほとんどですから、自分の練習というより、その日の球筋のチェックがメインになります。そうすると、SW・PW・#7・ドライバーしか持っていけないです。自分のチェックを細かくしていると、生徒さんを見る時間がなくなりますから。』
生『私はどれを持っていったらいいんでしょうか?』
私『○○さんの場合でしたら、やはりSWとPWは必須でしょうね。それと7か8のアイアン、5番UTか5番W。それとドライバーでいいと思いますよ。』
生『5番アイアンは要らないですか?』
私『コースとティーインググランドはどこを使うのか?で変わってくるでしょうね。パー4に長いホールが多いコースや、バックティーを使う場合だと5番アイアンも練習しておいた方がいいと思います。長めのパー3があるところでも同じです。逆に短いパー4が多いコースでしたら、ショートアイアンを確認した方がいいですね。』
生『わかりました。要はメインで使うクラブのチェックが大事ってことですね?』
私『そうです。その日のコース等によって、多用することが予想されるクラブであったり、自分が気になっているクラブをチェックするのが大切だと思います。』
生『わかりました。ありがとうございます。』

もちろんいろんなやり方はありますが、やはり『あれもこれも』ではなく、必須のクラブ以外は『これとこれ』と決めて練習場に持って行った方が、意識も散漫にならないと思います。
皆さんも一度意識して、持っていくクラブを選んでみてください。

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深田洋史
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深田洋史(スポーツインストラクター)

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