今年改訂されるルールの一部をご紹介します
世界のゴルフルールを統括するR&AとUSGAは8日、パッティンググリーン上で球が偶然動かされたときの罰をなくすローカルルールの追加を発表しました。
メジャー大会をはじめとする、ほとんどの国内外の試合で適用されることが決まっていますが、ご注意いただきたいのはこれがあくまでも『ローカルルール』だということです。
2020年の改定ではゼネラルルールになるはずですが、改定される前は『ローカルルール』としての採用なのです。
ですからクラブ競技などに出られる場合、委員会が貼り出しているローカルルールについてよく読んでおいてください。
もしこのローカルルールを採用していない競技であった場合、ゼネラルルールが適用されますから。
改定されるのは以下のような場合です。
パッティンググリーン上で偶然(意図的でなく)動かされた球は無罰でリプレースすることができる。
たとえば、素振りをしていて球に触れてしまった場合、落としたボールマーカーを球に当てて動かしてしまった場合、
ラインを読んでいる最中に誤って蹴ってしまった場合など、すべて無罰でリプレースとなる
規則18-2, 18-3, 20-1は以下の通りに修正されます。
プレーヤーの球がパッティンググリーン上にある場合、その球やボールマーカーがプレーヤーやパートナー、相手、またはそのいずれかのキャディーや携帯品によって偶然に動かされても罰はない。 その球やボールマーカーは規則18-2, 18-3, そして規則20-1に規定されている通りにリプレースされなければならない。このローカルルールはプレーヤーの球やボールマーカーがパッティンググリーン上にあり、いかなる動きも偶然である場合にだけ適用する。
注:パッティンググリーン上のプレーヤーの球が風、水あるいは重力などの他の自然現象の結果として動かされたものと判断された場合、その球はその新しい位置からあるがままの状態でプレーされなければならない。そのような状況で動かされたボールマーカーはリプレースされることになる。
ルールは大切です。
皆さんも一通りのルールを分かった上で、楽しくプレーしてくださいね。