コースに対する姿勢のお話です
昨日の日本ツアー選手権で優勝された竹谷選手、おめでとうございます。
パッティングをはじめとして、素晴らしいプレーでした。
ですが、その優勝の決まった過程が、竹谷選手自身にとってもあまりスッキリしないものでした。
というのは、同スコアで並んだ選手の違反がTVの視聴者から指摘され、結果として2打の罰が課されてスコアが変わり、優勝が決まったからです。
もちろんこれで竹谷選手の優勝の価値が変わるものではありませんし、なんら恥じることは無いというのは言うまでもありません。
さて私が表題に揚げた『用語』についてですが、違反をした疑いのある選手の行為を検証するビデオ映像が流れているとき、アナウンサーがしきりに『2打罰』と言っていました。
これは『2打の罰』ならいいのですが、正しくは『2罰打』です。
よく『○打罰』と言うのを巷では聞きますが、やはりアナウンサーという言葉の専門家なら正しく使ってほしかったですね。
似たような使い方の誤りの例としては、
×ティーグランド
○ティーインググランド
×パターする
○パッティングする
よく『いいパターやったね』とか聞きますが、それはパターという道具についてであって、プレーに対する言葉ではありません。
皆さんも、できるだけ正しい用語を覚えて、正しく使ってくださいね。