ゴルフスウィングの上達に ミスは不可欠です
珍しく、日曜日にラウンドレッスンを行いました。
参加されたのは、なかなかコースに出られないKKさん、OKさん、TOさんです。
今回はスコアは無視して、コースの状況に合わせたスウィングやセットアップの仕方などをレッスンしました。
特にバンカーとアプローチを重点的にやりました。
ではいつものように皆さんのスウィングを解説していきましょう。
赤の線が本来あるべきところを示し。青い線が実際の位置を示しています。
まずKKさんです。
本来、赤の線にあるべき体重が、青の線にきています。
これではトップで右かかとに体重がかからず、手で上げることになります。
さらに前からの写真もご覧下さい。こちらはトップです。
肩が廻っておらず、体重が左に残っています。
だからトップで左肩が下がり、スライスが出てしまっていました。
次にOKさんです。
OKさんはドライバーでテンプラと左への引掛けが多かったです。
前からの写真です。
右腰がスウェイしています。
だから回転ではなく、横揺れで打っているため安定しませんでした。
最後はTOさんです。
この方はフックがよく出ていました。
スウィングもさることながら、クラブにも問題があります。
軽すぎて、力に合っていないんですね(苦笑)
右膝がつっぱりすぎています。
体の捻転が足りないのに、腕力に任せてクラブを手でお仕上げた結果がこうです。
右腰を逃がしていますね。これは捻転ではなくスウェイの一種です。
だからクラブヘッドが遠回りをして、引っ掛け気味のフックになります。
3人とも、それぞれに素晴らしいショットもありました。
なかなかコースに出られないので、状況に応じた対応ができないのは仕方ないですね。
でもその分、この日のレッスンは、スコアを気にしないでやりましたから、いい練習が出来たと思います。
問題点もはっきりしましたから、次回のレッスンではキチンと直していきましょうね。
お疲れ様でした。