スウィングの進化と変化
先日、神戸三田カントリー倶楽部でハーフラウンドのレッスンを行いました。
参加者は、御歳80歳のYMさん(女性)と、SIさん、TNさんです。
では早速みなさんのスウィングを分析してみましょう。
まずYMさんです。
体が左に突っ込んでいるのがわかりますね?
赤い線が本来あるべきところで、青い線が実際のラインです。
これでは体が充分捻転しておらず、手で捻りあげるようなトップになってしまいます。
YMさんは最初、あまり飛距離も出ず、方向性も悪かったのですが、この捻転不足を修正してからは、飛んで上がるようになりました。
ISさんです。
テイクバックで右ひじのヒンジング(曲げ)が足りません。
だから本来、赤い線のところに来るべきヘッドが青い線のところまでしか来ていません。
これは、ダウンスウィングではフィルムの逆回しのようになり、コックのリリースが早いスウィングとなってしまいます。
ISさんは、右ひじのヒンジングを修正することで、およそ15ヤード飛距離アップしました。
またこの日のISさんは、アプローチをレッスンしてほしいとの要望がありましたので、上げるライ・転がすライ。上がるライ・上がらないライなどのレッスンをしました。
結果は、一例ですが、バンカー越えの20ヤード(上らないライ)から、うまく足を使って楽々パーを取れるところに寄せられました。
TNさんです。
力強い、いいインパクトですね。
ただ惜しむらくはボールが外に出すぎています。
赤い線のところでヒットすれば、ストレートな球になるのですが、青い線(かなり外側)でヒットしているため、フェースがカット軌道に入り、スライスが出ていました。
ただ、アプローチは抜群に良かったですよ。
こうやって写真やビデオで見てみると、自分では気づかなかったエラーが見つかります。
写真などを援用しながら、プロのレッスンを受けるのは大変役立ちますよ。
自分にあったスウィングを見つけ、楽しくゴルフをしませんか?