学習塾の広告宣伝・集客手法の紹介
ペットショップの広告宣伝・集客に効果的な手法を見てみましょう。
ペットショップは地域密着型のビジネス
ペットショップと一口に言っても、生体販売だけではなくトリマーによるトリミングやシャンプーのサービスがあり、ペットホテルを併設しているショップも少なくありません。
そこでここでは「ペットショップ」にトリミング専門、ペットホテル専門という場合も含めてお話ししたいと思います。
ペットショップの広告宣伝・集客にインターネットは欠かせません。すでに多くのペットショップがポータルサイト、ホームページ、ブログなどインターネットを使った広告宣伝・集客に知恵を絞っています。
なぜかと言えばお客さまがペットショップを「探す」場合、まずスマホ、パソコンを使って検索するからです。しかし、お客さまがお店に「行く」ときには、自宅から近いお店を選択する人がほとんどです。ペットサロン、ペットホテルを「探す」場合も同じです。
つまり、ペットショップ、ペットサロン、ペットホテルはインターネットを使って広域に広告宣伝を打ち、広い範囲のお客さまに選択されるよう努める一方、地域のライバル店との競合に勝っていかなくてはならないビジネスということです。
インターネット上に広告宣伝を出す際も、この点を重視する必要があります。
たとえば、お店のホームページやブログはアピール力があるものにしていく必要がありますが、遠い地域のホームページやブログに勝るアピール力ではなく、まず、地域競合店のホームページやブログに勝るアピール力が必要になるわけです。
地域競合店のホームページやブログは、ご自分のスマホやパソコンで見ることができますね。それをご覧になって研究されたことはおありでしょうか。
単に「どんなホームページ(ブログ)だろうか」という見方ではなく、「このサービスをこうした表現でアピールしているのか」「この特典の付け方にこんなキャッチコピーを配しているのか」といった視線で十分に研究してみることをおすすめします。
そうすることで他店と違う「あなたのお店の独自のサービスとアピールの仕方」が見えてくるでしょう。ペットショップ、ペットサロン、ペットホテルはいずれも地域密着型のビジネスであり、地域の中で独自性を出していく必要があるのです。
地域密着型のビジネスに合った「チラシ」
地域密着型ビジネスにとって効果的な広告宣伝・集客方法にチラシ配布やポスティングがあります。チラシを手に取っていただき、見てもらうことで、地域の人たちに「あなたの近くにこんなお店があります」というメッセージを伝えることができます。
インターネットとチラシは、よく反響率で比較されますが、遠い地域の人がネット上のあなたのお店の広告宣伝をクリックしたとしても、あまり意味がないということも言えます。
ただ、チラシの作成にあたっては、訴求する内容を絞ることが重要になります。たとえばペットサロンであれば、手頃な料金でのトリミングをアピールすることも考えられますし、反対にお店独自の特別なケアやメニューをアピールすることも考えられるでしょう。
その際、多くの場合「どちらも」というアピールの仕方に落ち着いてしまいがちです。しかし、思い切ってテーマを絞ったほうがアピールが強くなります。
これはお店でイベントを企画して集客する際にも言えることです。たとえば「ペットのしつけ相談会開催」というアピールでは弱いのです。「お散歩中のリードの長さもう一度確認しませんか?」、あるいは「ほえる、鳴くでお困りの方へ」というように、絞り込んでアピールしたほうが反応がよくなります。
既存客を放さない
お店にとって新規顧客を獲得することは非常に大切なことですが、既存客を放さないことも重要です。ペットサロンにとってお客さまからの予約電話は大切です。忙しくて電話に出られない場合を考えて「GMOおみせアプリ」など、スマホから簡単に予約ができるサービスの導入も検討するとよいでしょう。
また、ペットショップやペットサロンの場合、ペットホテルも併設されることをおすすめします。ペットオーナーにとって、泊りがけでの外出時、近くに愛犬を気軽に預けられる知り合いがいないことは大きな悩みです。その際、よく知っているペットショップやペットサロンに愛犬を預かってもらえることは、お客さまにとって非常にうれしいサービスの提供になります。愛犬をお預かりすることで、そのお客さまとのお付き合いが始まることも考えられるでしょう。
ペットショップを経営なさっている方は、お子さんやお母さんがお店の子犬を「可愛らしい」と思いながらご覧になっている姿を目にしているでしょう。これはお店にとって大きな強みです。問題はこの強みをどのように集客につなげるかということです。そのためには、地域競合店にない独自性をいかにアピールするかが大切になります。