自立している人ほど、結婚に不安を感じる理由
条件がそろっているのに、結婚を決めきれない理由
「自立した大人のための結婚設計
── キャリアと人生をどうつなぐか」
シリーズの【第3回】です。
年齢、仕事、生活環境。
相手の条件も悪くない。
結婚相談所での活動も、特に問題なく進んでいる。
それなのに、
「決めきれない」
という感覚だけが、どうしても残る。
この状態にある方は、決して少なくありません。
周囲からは
「何が不満なの?」
「条件はそろっているのに」
と言われ、自分でも
「贅沢なのだろうか」
「わがままなのだろうか」
と考えてしまうこともあります。
けれど私は、
条件がそろっているのに決めきれないときこそ、 大切なサインが出ている
と感じています。
条件がそろうほど、迷いは消える?
多くの人は、無意識のうちにこう考えています。
「条件がそろえば、自然と決断できるはずだ」
「不安はなくなるはずだ」
ですが、実際には逆のことが起こることもあります。
条件がそろうほど、
「これを逃したら、もう次はないのでは」
「間違えたら取り返しがつかないのでは」
というプレッシャーが強くなる。
条件は整っているのに、
気持ちだけが追いつかない。
これは、珍しいことではありません。
「親の一言」で決まってしまうケース
実際のご相談の中で、よくある場面があります。
自分では決めきれず、
最後に親に相談したところ、
「あなたには合わないと思うよ」
と言われ、そのまま結婚をやめてしまう。
活動自体も終え、
「やっぱり違ったのだと思います」
と話される方もいます。
このとき、多くの方が
「親に反対されたから」
という理由で整理を終えてしまいます。
けれど本当は、
親の一言が“決断の代わり”になった
だけのケースも少なくありません。
決めきれない理由は「相手」ではない
条件がそろっているのに決めきれないとき、
問題は相手にあるとは限りません。
多くの場合、
自分の判断軸が、まだ言葉になっていない
という状態です。
- どんな関係性なら安心できるのか
- 何を大切にした結婚生活を送りたいのか
- どこは譲れて、どこは譲れないのか
これらが整理されないまま、
条件や周囲の意見だけで判断しようとすると、
人は自然と立ち止まります。
それは優柔不断ではなく、
無理をしないためのブレーキ
です。
「決められない」は、間違いではない
決めきれない状態にあると、
「自分は結婚に向いていないのでは」
と感じてしまう方もいます。
けれど、そうではありません。
条件がそろっているのに迷うのは、
結婚を軽く扱っていないからです。
人生全体を見据えて、
慎重に考えようとしている証拠です。
本当に危ういのは、
何も考えずに決めてしまうことかもしれません。
必要なのは「決断」ではなく「整理」
この段階で必要なのは、
無理に決断することではありません。
- なぜ迷っているのか
- 何に引っかかっているのか
- どんな結婚なら納得できるのか
それを一つずつ整理することです。
判断軸が言葉になったとき、
結婚する・しない、どちらの選択であっても、
人は納得して前に進めます。
条件がそろっているのに決めきれないとき、
それは失敗の兆しではありません。
「自分にとっての結婚」を
きちんと考えようとしているサインです。
答えを急がなくても大丈夫です。
まずは、迷いの正体を整理するところから始めてみてください。
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