お見合い・婚活のマナー(男性編)待ち合わせ~出会い・解散・その後まで)
神戸三宮で結婚相談所をしているキャリアコンサルタント・カウンセラー・仲人の自念真千子です。
今年に入ってから、親御さまからのご相談も増えてきました。
○身上書・釣書でのご縁談を今でもやってますか?
○今、なかなかご縁がなくて、身上書でご縁談をお願いしてもいいですか?
というものが多いのですが、私は、頼む仲人を増やすというのも一案ですが、
なぜ、結婚までに辿り着かなかったかを精査することも大事ですよ、とお伝えしています。
そう、出会いの数(お見合いの数)を増やしたところで、なかなか結婚に遠い人が結構多い現実を知ってほしいです。
結婚するために必要なこと
それこそ、お見合い結婚が全盛で会った時、お見合いの数を増やせば、結婚相手がみつかる時代がありました。
下記は、男女共同参画局が令和4年に発表したものです
【恋愛結婚とお見合い結婚の割合推移】
これをみると、1968年頃からお見合い結婚と恋愛結婚の逆転がおきています。
これを境に、お見合い結婚は減少していきますが、それでも全体の2割から3割はお見合い結婚をしていました。
この当時にお見合い結婚をした方々は、おそらく何人もの仲人に、身上書を渡し良縁をお願いする形式で結婚相手を探してもらっていたようです。
ただ、人間のするアナログ紹介ですから、今のようにシステム+AI紹介というハイブリッドではありませんので、
ご紹介人数はしれていたかもしれません。
それに、今ほど、男女の交際が華やかな時代に育った方々ではありませんので、
ご紹介くださった仲人さんが背中を押せば、「そんなもんかな・・・・」って感じで結婚していった時代です。
現代人のお見合い結婚
令和の時代のお見合い・婚活は、その時代のものとは、全くちがいます。
システムを使って多くのデータベースの中から探す人から、昔ながらの仲人のようにアナログ紹介で探す人まで、
いろいろです。
こうなって来た時に、闇雲に出会うことによって結婚相手に出会える確率は、凄く低くなってきます。
多くの人に出会える代わりに、結婚相手と思える人に出会える確率が下がるのは、皮肉なことですが、数字の原理で、
分母が大きくなると、どうしても確率が下がり、そうすると多くのお見合いをせざる負えなくなります。
実はこの現状でとても大事なことを覚えておいてほしいと思います
多くの人と出会えるメリットとなかなか結婚相手に出会えないデメ
先ほど、ご案内したように、
現代は、多くの人に出会えるメリットと結婚相手になかなか出会えにデメリットを両方同時に享受する婚活沼があるということです。
このような状況で少しでも早くこの婚活沼から脱するために、一番にして持ってほしいことが、
昔なら、仲人がやっていた釣り合いを見る俯瞰的な視点です。
これは、こんなハズじゃなかった婚を避けるためです。
もう一つが、自分の思っていたものに近い結婚生活を送るために
将来設計・将来の絵地図をきちんと自分の中に描いておくことです。
これは、将来の自分のための目標設定です。
キャリアを考える時によく言われますが、目的地のないキャリア設定は、
行き先のない(わからない)船に乗り、航海にでかけることと同じなのです。
この行き先というのは、将来設計・将来の絵地図となります。
おそらく、ご両親さまは、なかなか結婚が決まらないご子息、お嬢様に焦りもっともっとと出会いの量を増やすことをお考えになることで、解決しようと思われるのですが、ここは立ち止まり、その将来設計を考えるようにお子様方に促してみてください。
そこが明確になることは、案外、その後に出会うお相手とのご縁に素直に沿っていく後押しになるものかもしれません。
仲人間でよく言われるのが、「同じようなお家の人と人の出会いの方が、うまくいく」
これはある意味、正解です。
私達は、親である夫婦像しか、モデルがありません。
ということは、知らず知らずに親御さまのような夫婦像を目指すものなのです。(あるいは、真逆)
そこを考えご自身で知り、理解をして婚活することは、とても重要であると考えています。
もし、今後、新しい仲人を探そうを考えたなら、そのあたりもきちんとフォローをしてくれるというのも大事な選択要素であるのではないでしょうか。
○仕事の安定を何より望むことが分かった方は、公務員の方と結婚
○自分の子供にも同じような教育を受けさせたいと望む方は、その教育方針に理解のある歯科医師と結婚
○仕事・自分の研究を続けていきたい望む女医は、その仕事を応援してくれる男性医師と結婚
これらの実績が、その将来設計の重要性を見せてくれているように感じます。
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