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清水正樹

部品調達、生産改善の両面からモノづくり企業を支えるプロ

清水正樹(しみずまさき) / 調達・購買のコンサルティング

株式会社ロアゾー・ブラウ

コラム

1 組織の意識統一

2022年6月26日 公開 / 2022年8月15日更新

テーマ:付加価値の創造

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: 業務改革ロジカルシンキング 研修経営戦略

ベクトルを合わせる作業

前回は、星野リゾートの取り組みを取り上げました。
これは全社員で「問題」を共有し、全社員に自ら考えるよう促し、そこから提案など発信するよう仕向けるやり方です。

親睦会は職場環境の改善に一役買いますがやろうとしていることは同じです。
こちらは共通課題を通じて全員の意識を「経営」に向けさせました。
この問題意識や目的の共有を最初に据えることは、付加価値創造の第一歩として大賛成です。
全社員が「この会社がもっと安定して、売上も増えてサラリーアップするといいな」という意識を持てば、雰囲気はかなり前向きになり、改善や改革がスムーズに進みやすくなります。

現場から上がる意見や提案は実情に即した声、情報であり、
  ・業務改善や新しいサービス、
  ・さらには新しい価値観を創造する
 可能性があり軽視できません。

上手く実践できれば、次のような効果が期待できます。
  ・自分の仕事の意味合いや役立ち度を考えながら業務をこなすことで、
  ・業務の理解度、習熟度、効率が向上します。
  ・さらにモチベーション、自信がアップします。

斯くいう私もそうした発信が社内を大きく変えた事例をたくさん見てきました。
「よくそんなことを思いついたな」とか、「言われてみればその通り。賛成!」いう発信もあり、中には
  ・新しい事業の切っ掛けになった提案や、
  ・社内システムを根本から変えてしまうような大掛かりな発信もありました。

結局自分は気付いていながら声を挙げなかっただけなんです。
勿体ない話しです。

日頃から
   ・参考になるヒントや実例を書き留め、
   ・どこで利用できるか、
   ・どうやって使うか、
  に考えを巡らせて
   ・導入の仕方、運用方法、
   ・誰が先導するか、
  を思考演習する習慣をつけましょう。

会社全体の意識が向かうべき先はだた1つ。
    利益を上げることに他なりません。

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