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清水正樹プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

海外調達をやってみる⑥ < 取引条件 の改善 >

清水正樹

清水正樹

テーマ:海外調達

取引条件(支払条件)

「コストダウン」といえば、とかく額面に目が行きがちです。
しかし私はそれだけではないと考えています。

広義のコストダウンは、お金を有効活用すること ではないでしょうか。
つまり
 ・コスト抑制、つまり支払う金額自体を減らすこと、
だけではなく
 ・支払い条件の改善、
もとても重要なことと考えています。

この観点に立てば、
 T/T in Advanceを提示されて仕方ないなぁと受け入れてしまうのは感心できません。
 この条件は心理的に抵抗感が強く、また金銭の負担感が非常に大きいです。

 ”なんとかならないかなぁ”と思ったときは、躊躇うことなく交渉を始めましょう。
 交渉なんて難しく考える必要などありません。
 売り手を”そういう事なら協力しよう”という気持ちにさせるだけの話しです。

 こんなとき将来の取引きを見据えた話題を匂わせる駆け引きがとても有効です。
 売り手も商売、そこはゲンキンなものです。
  ただ嘘や風呂敷を広げ過ぎないよう注意してください。

支払いから入荷までの期間を短くするよう努めましょう。

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清水正樹
専門家

清水正樹(調達・購買のコンサルティング)

株式会社ロアゾー・ブラウ

アドバイス、実務サポートの両面で「結果出し」にこだわります。場合によっては調達先の選定、調達業務の請負にもお応えします。特に原価削減では実績ある海外仕入れの紹介だけでなく輸入業務も代行します。

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