消毒用アルコールが無いなら赤ワインから合法的に作ってみる。
力のモーメントって小学生にとっては分かりにくと思います。
力が大きい(重さが重い)のに、それだけで説明できない事が理解しにくい理由かと思います。
でも、少し勉強すると問題は解けるようになります。
ひねっている問題でも、装置の構造や仕組みは簡単ですから、実際に作ってみれば良く分かります。
シーソーに乗る位置も感覚で子供たちは分かっていますが、体重と位置を計測しながらシーソーで遊ぶ子はいません。残念ながら当理数塾の近隣にはシーソーのある公園が無いので、やじろべえで代用しています。
竹ひごと粘土で簡易のやじろべえを作ります。
縦・横の2方向で粘土の位置や重さを調節しながら、時には粘土がずれるので、そんな苦労もしながらバランスがとれるまで試行錯誤します。
粘土を少しずつ足したり減らしたりするのは、結構面倒な事がすぐに分かりますし、粘土の位置を微妙に移動する方が簡単で調節しやすい事も体感で理解できます。
当理数塾では穴をあけた長い定規、商品を掛けるフックが付いている金属製の網、のぼりの棒、洗濯ばさみ、電子天秤2台、切り取った段ボールなど店舗にある身近な物を利用して力のモーメントを理解してもらいます。