Mybestpro Members

桃谷修司プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

【マーケティング小噺#35】 急がば目標設定

桃谷修司

桃谷修司

テーマ:仕事の進め方

急がば目標設定
皆さんはこういう経験がありませんか?
「まずやってみよう、と試験や調査を実施した。出てきた結果に対して
良い、悪いといろいろな意見が出て、簡単に結論を出せなかった。」

これは、予め目標を決めていなかったために、関係者がそれぞれの
判断基準で議論することから起こることです。
一度判断してしまうと変えたくない人が多いので、話しが進まなくなったり、
決定後に不満が残ったりします。

私は、アクションの前に以下をしておくことを提案しています。

「売上・利益目標を達成するために、商品コンセプトや製品性能など
重要項目とその目標値」を一覧表にして、関係者全員で合意しておく。

こうしておけば、結果が出ればすぐに判断することができます。

発売後も同じです。
発売前に認知率、試用率、顧客満足度、配荷率、競合との価格差などの
目標値を決めておきます。
そうすることで売上利益進捗の原因を素早く詳細に分析することができ、
改善策や強化策を効率的に行うことができます。

マーケティングや事業はアクションと判断の連続です。
どちらも迅速に行えるように事前の準備が肝要です。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

桃谷修司
専門家

桃谷修司(プロマーケター)

顧客価値共創堂

世界規模と中規模の企業で、新商品・新事業開発を主導。その経験から、大企業のノウハウをベースに、中小企業が顧客ファーストの商品・サービスと販売計画を生み出せるプロセスと組織作りを支援する。

桃谷修司プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

製造業サービス業を価値提供業へ再構築するマーケティングのプロ

桃谷修司プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼