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桃谷修司プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

【マーケティング小噺#34】 毎回「振り返り」から始める

桃谷修司

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テーマ:仕事の進め方

毎回「振り返り」から始める
P&Gにいた頃のことです。
P&Gのワンページメモは有名ですが、書類はおおよそ
(1)書類の目的
(2)バックグラウンド
(3)結論
(4)各論
(5)次のステップ
の順に書きました。
プレゼンテーションもほぼ同じです。

結論を話す前、つまり本論に入る前にバックグラウンドとして、ここまでの流れや合意点、宿題を短く確認します。
実は、これが、書類の読み手や会議出席者をリードするためにとても重要なことなのです。

自分自身は担当業務を詳細に記憶しています。
しかし、書類の読み手やプレゼンテーションの出席者は、同じように記憶しているわけではありません。概要は覚えていても細部までは覚えていない、前回の自分の発言を忘れていることもあります。

決定権者が自分の責任範囲で起きている全ての事柄に関して担当者と同じ理解、記憶をすることは無理なことです。

ですので、本論や議論に入る前に、「振り返り」として彼らが記憶を取り戻すお手伝いをすることで、自分のプラン通りに議論を進めやすくなります。

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桃谷修司
専門家

桃谷修司(プロマーケター)

顧客価値共創堂

世界規模と中規模の企業で、新商品・新事業開発を主導。その経験から、大企業のノウハウをベースに、中小企業が顧客ファーストの商品・サービスと販売計画を生み出せるプロセスと組織作りを支援する。

桃谷修司プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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