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桃谷修司プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

【マーケティング小噺#20】 競合理解の目的

桃谷修司

桃谷修司

テーマ:事業計画

競合理解の目的
ブランドソフトクリーム「クレミア」発売計画の第1歩として、
東京渋谷にソフトクリームカフェ「シルクレーム」を開店しました。
その計画を創る時、徹底的にカフェ訪問をしました。

当初は神戸市に第1号店を開店する計画でした。
まず神戸の有名なカフェに片っ端から行きました。
次に神戸を好きな女性のインタビューで挙がったお店に行きました。
そのレポートはまさに「神戸カフェ」本。

その時の目的はターゲットの女性が好きな要素を学ぶ(=真似ぶ)ことでした。
チームメンバーで実際に体験したことをまとめ、シルクレーム開店計画で
細部にわたるまで「いいとこ取り」しました。

日用雑貨を購入する時、多くの人は限られた選択肢の中から1つを選びます。
商品AとBとCを直接比べます。その状況で選ばれるためには、
競合との異なる点を持つ差別化は大変重要です。

しかし、渋谷にカフェは無数にあります。その状況で相対比較をする人は少数派で、
多くの方は見た瞬間に行くか行かないかを絶対値で直感的に判断すると考えました。
そこでいいとこ取りをして絶対値を高める戦略をとりました。

多くのマーケティングの本に3C分析(顧客、自社、競合)を始め、
多くの手法が紹介されています。それらは基本ですが、自分の事業状況に有効かで取捨選択をし、
最適な使い方をすることをお勧めします。

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桃谷修司
専門家

桃谷修司(プロマーケター)

顧客価値共創堂

世界規模と中規模の企業で、新商品・新事業開発を主導。その経験から、大企業のノウハウをベースに、中小企業が顧客ファーストの商品・サービスと販売計画を生み出せるプロセスと組織作りを支援する。

桃谷修司プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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