【マーケティング小噺#3】 ペルソナに関する個人的考え
プロマーケターという業務なので当たり前ですが、お問合せくださった方々やセミナーに参加してくださった方々と事業戦略についてよく話します。
いつもすごいなと思うのが、多くの方が「ターゲットを絞ることが大事。」とおっしゃること。
ただ、せっかくそのことをご存じなのに、実践では必要なレベルまで十分絞れていないケースも見られます。
例えば、女性がターゲットの場合、よく目にするのが「働くママ」という設定。有職で子どものいる方ですから、女性全体より絞り込まれていますが、子どもの年齢や働き方など、様々な働くママがいらっしゃることは言うまでもありません。
同じく「30代女性」など、10歳単位の年齢設定。30歳の女性と39歳の女性では、悩みや望みが大きく異なる分野も少なくないはずです。
こんな人を幸せにしたいというご自身や自社の想いを中心に、自分や自社の強みやいいところを活かせるか、売上・利益目標を達成できる規模かの3点から、できるだけ具体的に顧客ターゲット像を描くことが有効です。