相手の話をとことん聞き続ければ
7.今日できることは今日やってしまう
小学2年生の男の子がいました。
その子には、77才になるおじいさんがいました。
あるとき、男の子は縁側で学校の宿題であった絵を描いていました。
1時間くらい描いたあと、絵はまだ完成していませんでしたが、
そこで一旦描くのを止めました。
提出日が2日後だったからです。
縁側から、居間に入ってきた男の子を見て、おじいさんがいいました。
「もう描きおわったんか」
男の子は
「いや、まだやけど、明日もあるし」
と答えました。
すると、おじいさんは
「今から、何かすることがあるんか」
と尋ねました。
男の子が
「いや、べつに」
と答えると、
おじいさんは
「それやったら、今日やっとき」
「明日は明日でやることがあるやろ」
と続きをやるようにいいました。
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今日できることは今日やってしまう
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もう、77才になっていたおじいさんの言葉です。
自分に残された時間は残り少ないと感じていたのでしょう。
時間は無限にあるのではなく、有限である。
だから、今日できることは今日やってしまう。
明日は、また明日でやるべきことがたくさんある。
そう言いたかったのだと思います。