コラム
平常時は庶民が働き、非常時は偉い人が働く
2020年5月15日 公開 / 2021年2月19日更新
婦人公論さんの中に石破茂さんのインタビュー記事が掲載されていますね。
その中で、田中角栄さんがおっしゃった言葉として
「権力は弱い人のために使う。それが政治だ。」
と紹介されています。
さらに
石破さん自身の幼少のころの体験談として、
石破さんが家政婦さんに生意気な口を利いたときに、父上から
「おまえには人に仕える者の気持ちが分からないのか!」
と烈火のごとく叱られ、
母上からも
「おまえが偉いわけじゃない。出ていけ!」
と真冬の夜に一晩、放り出された、とあります。
そういえば、昔、蔵に放り込まれて鍵をかけられたことを思い出しました。
石破さんの父上は鳥取県知事、自治大臣を歴任された偉いお方ですが、そのような地位のあるお方であったからこそ、ご子息を、幼少の頃から厳しく育てられたのでしょう。
武士の子どもへの躾と似たところがありますね。
やはり、偉い人には、庶民の気持ちが分かる、上からではなく自分が下へ降りていく、という
優しさが必要です。
これからの偉い人の行動に期待したいと思います。
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