顧客の満足度を高めながら、効率経営を考えた昼食店の事例

2024年3月25日公開 / 2024年4月2日更新

コラムカテゴリ：ビジネス

効率的で満足度の高い経営

近隣に開設した定食店で、経営的観点から見て、とても上手に経営をしているお店があったので紹介します。
昼食のお客様を対象とした定食店ですが、定番のカレーライスやラーメン等のメニューはありません。メニューは日替わりの「選べるコース」と「よくばりコース」との2種類のみです。
ごはんとみそ汁と当日のメインの料理があり、その他は小鉢6種類からの選択となります。小鉢のうち3種類を選ぶ「選べるコース」（1,300円）と、6種すべてを選ぶ「よくばりコース」（1,600円）の2つです。食後に、デザート（アイスクリー＋プリン＋ケーキ）がでてきます。
昼食としては高めな価格設定ですが、お客様は自分でメニューを選べることで満足度が増します。また、食後にデザートがつくことで、ゆっくりとした時間が過ごせ、＋100円でコーヒーを注文すれば、食後の喫茶店に行く必要がありません。
店舗側は、当日のメイン料理以外は事前に準備できる小鉢を6種とデザートだけで、オペレーションはとても簡単です。

この記事を書いたプロ

中小企業の資金調達や経営改善に伴走するプロ

堀本修一（堀本経営コンサルティング）

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