ぐらぐら揺れない、ギシギシ鳴らない「ふとん収納畳ベッド」
最近、ようやく大手家具メーカーを中心に、マンション用の家具を販売はじめました。
簡単にいうと、全体的に小さくして、狭いリビングダイニングに合わせようというものです。
しかし、狭いマンションの個室に対応する商品はピンとこないのが、現実です。
想定しなければならない空間はあまりにも多様だからです。
やはり、部屋や空間のデッドスペースに自分好みの収納家具がぴたっと収まるのが理想ですね。
では、マンション空間のデッドスペースってどこでしょう?
ズバリ、梁下です。梁はマンションの構造上必要なもので、築年数の古いマンションほど、室内に縦に横に出っぱっていますので、逆にデッドスペースとこの梁を利用するのです。
[縦の梁と戸境壁に固定した本棚]
私がまだこの仕事をする前に息子の部屋に作ってやったものです。
戸境壁も縦梁もコンクリート直だったので、がっちりつきました。
ポイントは床に置いてないということです。かつ、縦梁の出幅の範囲内に収めている2点の効果で、狭さを感じさせません。
[マンションの内玄関は狭いのです]
女性のお二人暮らしの割には靴が少なかったので、収納できるベンチ付き玄関収納が出来ました。
目線が近いので、木目と杉の香りにこだわって材料を選びました。
玄関ドアを開ける度に、芳しい香りがお施主様ばかりか、来訪者もおもてなしします。
[梁下のスリム型本箱]
梁とカーテンレールに囲まれた空間にぴたっと入る本棚なんてそうありませんが、ここまで高くすると、地震が来た時でも倒れないので大安心です。壁に金具で固定する必要がありません。
上半分は棚柱を埋め込んでいます。当面、棚板は3枚で十分です。
[空いた冷蔵庫スペースにプチ食器棚]
マンションのL型キッチンは、冷蔵庫をはじめ、食器棚やレンジ台スペースを置くのに苦労します。
小ぶりな既製の収納棚の向きをかえたりしながら納めざるを得ないのです。
この食器棚は冷蔵庫の位置を動かしたことで出来たのですが、空間を目いっぱい使えました。
無垢材というのは、表面も中も同じ素材です。ですから、加工が全く自由ですし、呼吸するので調湿効果もあります。
季節によって湿度が極端に変わるマンションにあって、調湿効果のある無垢の家具は、収納物を護る意味でも貴重と言えます。
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