黄色い漆喰(しっくい)、白い漆喰そして杉の置き床

髙岡恭平

髙岡恭平

テーマ:マンション 漆喰 


【塗装直後の黄色いしっくい】

兵庫区塚本通りのマンションで(H様邸)で漆喰の塗装をさせて頂きました。
当社がおススメしている漆喰は、プラネットジャパン製のフェザーフィールという製品です。
専用下塗り紙のコバウとセットで使う商品です。調湿効果のあるコバウにローラーで塗装します。

マスキングや漆喰の準備を邪魔くさがらない人なら、誰でもできます。
色は白以外に10色あり、上塗りも6回OK(薄い色⇒濃い色が鉄則)が特徴です。
個室をその部屋の主の希望でリフォームするのはとても楽しいですね。


【乾いた黄色いしっくい】

日本でも白以外に黒漆喰というのがありますが、お寺などの特殊な建物にしか使わないので、私たちが漆喰ときいてイメージするのは白です。黄色や青色など華やかな色が揃っているのがドイツならではですね。

それから私が一番気に入っている特徴は、塗装中、不快な匂いがないことです。
すぐ横で本を読んでいても大丈夫です。朝塗ったところは夕方には乾いています。
照明が当ってもクロスのようにテカラないのでとても落ち着いた部屋になります。


【杉の置き床、白い漆喰、表替えした畳、貼りかえた内障子】

H様は築10年の中古マンションを買われました。無垢の床を希望されていましたが、従来の乾式工法では、次のような問題がありました。
1. 既存床を全て剥がさないとできない。
2. 床高さが40㎜から70㎜上がって折角の天井高さが損なわれる。
3. 床が上がることでドアの下部カットが出来るのか不安である。
4. 床を2回大工さんに施工してもらうことによる工期とコスト。
5. 高層階なのでエレベーターで運搬搬入ができるのか。


【リビングのドアの下部もうまくカットできました】

当社の置き床はLL-45等級のフローリングやカーペット(下地がフェルトとグリッパーの場合は要検討)を剥がさずに上に置くだけですので、マンション管理組合が定めているフローリング施工規定の対象外になります。ですから、床のフローリング施工を禁じているマンションでも問題なく施工できます。

でも、新築から20年も経っているのにカーペットしか認めないのは解せませんね。
構造的な問題か、人的な思惑があるとしか考えられません。


【玄関廊下もすっきり置きました】

杉の無垢床は今までマンションだからとあきらめていた問題を解決します。
〇 梅雨時などは、従来のフローリングでは湿気で床がべたべたする。
〇 従来のフローリングやカーペットでは冬場、足元が冷えて女性にはつらい。
〇 LL-45等級床のクッションの経年劣化速度が遅くなる。

それに無垢材は経年美化製品、時を経るごとに木は硬くなり、色艶が増していきます。
最初に米ぬかのオイルを塗っていますので、その後のお手入れは水拭きだけで大丈夫です。
こんな自然素材を使ったマンションリフォームに興味のある方はこちら⇒http://forestreform.co.jp/top/index.php

実際にモデルルームで体験したい方はこちら⇒http://forestreform.co.jp/about/modelroom.html

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髙岡恭平
専門家

髙岡恭平(福祉住環境コーディネーター)

森林浴生活株式会社

暑くない・寒くない・湿気ない...おまけに結露やカビもない。外気温に左右されない健康と家計に優しい断熱リフォームが得意。スギやヒノキ等の天然木は断熱・調湿効果に優れ、住まいの温湿度を快適に保ちます。

髙岡恭平プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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