ちょっとワイドサイズの「改良版ふとん収納畳ベッド」
【グレーシィ須磨アルテピアモデルルームのダイニング空間 須磨区清水台1-9】
杉や桧の床に白漆喰の壁、これが私のつくる自然素材リフォームのベース仕様です。
個室の場合、腰壁をしつらえることもありますが、どちらかといえばあまり専有面積が広くないマンションが大多数ですから、空間を引き締める壁板は、空間に十分なゆとりがある場合を除いてはそんなに無責任におススメいたしません。
マンションのリビングダイニングが15帖確保できるのは、専有面積がおおむね90㎡前後になってきます。
70㎡前後ではせいぜい10~12帖が現実的な大きさです。
ですから、折角、自然素材を駆使してできた空間を広く見せるのも、狭く見せるのもリビングダイニングに置く家具次第ということになります。
【サンヴェール須磨妙法寺モデルルームの食卓 須磨区妙法寺字ぬめり石6-4】
床は無垢のスギ材です。専有面積67㎡、狭小間口の間取りでした。
隣室の和室6帖を取っ払ってリビングに組み込んだのですが、市販されている食卓ではサイズと質感が合わなかったのでスギ材でつくりました。
足元を広くするために脚は逆T字型にし、天板のサイズは1350㎜×75㎜にしました。
市販サイズでは1350㎜はありますが、当時、短辺は80~90㎜のものしかありませんでした。
杉の赤身(芯材)とシロタ(周辺材)を剥ぎ合わせて色目を特徴づけました。
試験をかねて無塗装で数か月使いました。
【横尾モデルルーム 須磨区横尾7-3 横尾4団地】
床材は無垢の桧材です。キッチン流し台と一体で、スギ無垢のカウンター付食卓にしました。
杉の赤身(芯材)を多く使い、床の白っぽい桧に対してはっきり主張するように考えました。
さらに色味を濃くするために植物系のクリア塗装を施しました。コップの輪染みを防ぐ効果もあります。
サンヴェール須磨妙法寺モデルルームよりは、少し印象的になりました。
無垢床には濃い目の木目家具が似合うのではないかと感じた最初の時です。
【グレーシィ須磨アルテピアモデルルームの食卓】
市販されているチーク材の食卓セット選びました。チークももちろん無垢材です。
赤身が濃いのが一番の特徴で、杉の赤身(芯材)とはまた別物の色調です。
椅子もチーク材で合わせました。縦格子のスリットラインが妻のお気に入りです。
天板の厚みというか、重厚感を重んじたので脚はシンプルなものを選びました。
サイズは1500×900です。ダイニングの奥行があったのでこのサイズを選べました。
このサイズだとお皿などがかなりたくさん並べられます。
1650×900だと足の形がもう少しスタイリッシュになったのですが、食卓を配置した後の空き空間を尊重してこのサイズにしました。たぶん、正解だったと思います。
杉床を消してしまうくらいの存在感があると思いませんか?
カーテンや出窓カウンタ-に置く装飾品を考えるのが楽しみになってきました。
チーク材も経年変化で濃く変化していきますが、チーク油というメンテ用の油も常備されています。
2年がかりで段階的に食卓の色調を濃くしていったのですが、あなたはどんな色調がお好みですか?
森林浴生活では、自然素材でマンション空間を健康的に造りかえるだけでなく、かれらにマッチする家具提案も研究しています。
こんなマンションリフォームに興味のある方はこちら⇒http://forestreform.co.jp/top/index.php
実際にモデルルームで確かめたい方はこちら⇒http://forestreform.co.jp/about/modelroom.html
チーク材の家具に興味のある方は「スキャンティ-ク」へ⇒http://www.scanteak.jp/
GWもあと3日間、私は見積もり作成に追われてお休みがいただけません。がんばります!