無垢材で作らないと具合の悪い家具もあります!
木工房 ようび(http://youbi.me/)クレーテーブル(ヒノキ)
木工房 ようび(http://youbi.me/table/) トリイテーブル(ヒノキ)
ヒノキの学習机
ここでいう家具とは、食卓、勉強机、椅子をいいます。
畳に使われる国産イグサの思いがけない効能ってご存知ですか?
国産イグサが集中力を高め、小中学生の学習に大きな効果が証明されたのです。
森田洋農学博士(北九州市立大学准教授)をイグサ研究の第一人者として全国的に有名にした実験があります。
九州の学習塾(英進塾)の教室を
▲洋室(フローリング)・土足・机の教室
▲置き畳敷・靴下(素足)・机の教室
の二つに分けて、算数・数学の問題を小中学生にさせました。
二つの異なる環境で小中学生の30分間の解答数と正答率を比較したのです。
もちろん、同じ子供に日にちと問題を変えて両方の教室で問題を解いて貰っています。
小学生の結果は、以下のようになりました。
▲一般教室では129.0問、正答率88.5%
▲たたみ教室では解答数が145.7問、正答率90.4%
たたみ教室の方が16.7問多く解答し、率にして14.4%もアップしました。
正答率に有意さはありません。
この実験はイグサの以下の効果を調べたものです。
①視覚効果→畳の緑色
②臭覚効果→無臭とバニラと紅茶のような畳の匂いの比較
③触覚効果→靴下(素足)と土足(靴)の比較
④聴覚効果→鞄を置いたり、落とした時の音
結論としては小学生の学習においては、国産イグサ畳・靴下(素足)の方が集中力が持続することが実証され、全国紙に報道されることとなりました。
詳しくはホームページ⇒http://www.h3.dion.ne.jp/~yosida-6/taitami-fusigi.htm
しかし、僕が興味深かったのは、小学生の自由アンケート原文の中の下記の内容です。
▲たたみの部屋は机が動かない
▲たたみの部屋は机がガタガタしない
▲たたみの部屋は机や椅子がガタガタしない
▲たたみの部屋は椅子が引きやすい
畳のクッション性がいつもの「ぼろい机・椅子」を安定させたのです。
つまり小学生が集中する要素として机・椅子のガタガタしない安定感が重要だったのです。
これは大人にとっても同じです。
机・椅子は仕事・趣味・勉強や食事等をするものです。
ガタガタ感はそれぞれのことをするのに気分を阻害する以外の何物でもありません。
机・椅子にとって最も大切なのは、長期的にその安定感が持続することです。
いま流行りの低価格の組立式家具は安定感の長期持続性で最も問題があります。
パイン材という柔らかい板材は、ボルトを締めた箇所がめり込んですぐに緩んできます。
自分の経験でも、組立式の家具は3回目の引っ越しで使い物にならなくなりましたね。
それに生活の中では模様替え、机にのって作業をすることもあります。
その点、家具屋さんがつくる品物は接合部分に伝統的手法を守っていますので横揺れに対する耐久力が抜群に優れています。
当社のモデルルームにもオリジナルの家具があります。ぜひ、ご覧ください。
当社モデルルームのホームページはこちら→http://forestreform.co.jp/about/modelroom.html
安いからと言ってイケ〇やニ〇リ等の家具を選んでいると、すぐに大型ごみになりかねませんよ。