ドラム式洗濯機の乾燥時間が長い原因と解決策:メンテナンス方法とプロの分解クリーニングがカギ
焦げ付き五徳、リベンジの日
「どうにかならないかな、このガチガチの焦げ付き……」
五徳を見つめながら、ふと思い出したのは「鍋で煮るだけで焦げがペロンと落ちる」という噂。
半信半疑だったけれど、気になって仕方ない。
今日はその方法を試してみることにした。
五徳の焦げ取りは普段、洗剤に浸けて、ヘラで削り、スポンジでこすり……延々と続く地道な作業。
でも、この方法でどれくらい楽になるのか。ワクワクしながら準備を始めた。
問題は五徳のサイズだ。普通の鍋には入らない。
そこで目をつけたのは、使い古した深めのフライパン。
焦げ付きだらけで捨てる予定だったけれど、これなら五徳もすっぽり収まりそうだ。
アルミ製の鍋で重曹を煮ると五徳が変色する恐れがあります。
そして、今日の主役「重曹」。
説明書には「熱湯になってから入れると吹きこぼれる可能性があるので、水の段階で入れてください」との注意書き。
言われた通りに準備を進める。
フライパンに水を張り、重曹を40ml投入。
スプーンで混ぜると、意外にも簡単に溶けていく。
やがて水が温まり、湯気が立ち始めたところで、いよいよ五徳を投入!
「さて、どうなるかな……」
炭化したような頑固な焦げがついた五徳が、
じわじわとお湯に沈んでいく。
まるでドラマのワンシーンのようだ。
煮込んでいると、焦げが少しずつ取れかけてきているのがわかる。
重曹のアルカリ性と熱湯の効果で、焦げが柔らかくなり始めているようだ。
10分後、タイマーが鳴り響いた。
火を消し、このまま30分ほど浸け置くことにする。
時間が経つと、水もすっかり冷め、いよいよ仕上げに取りかかる。
ここで登場するのが、ダイソーの「厚手スクレーパー」と「焦げ取りスポンジ」。
まずはスクレーパーで、柔らかくなった焦げをそっと削り取る。
驚いたことに、軽く当てるだけで焦げがスルスルと剥がれていくではないか!
次にスポンジで仕上げ磨き。
ガチガチだった焦げが、まるで初雪が溶けるように綺麗に取れていく。
「これ、本当にあの五徳?」と疑うほどピカピカになった五徳を手に取り、思わず感嘆の声を上げた。
「噂は本当だったんだな……」
初めての挑戦だったけれど、大成功だった。
まるで新品のようになった五徳を見て、また一つ、掃除の引き出しが増えた気がする。
この方法、ハマりそうだなと思いながら、時短テクニックを探す自分がいた。