DIYでエアコンクリーニングをすると火事の危険があるのは本当ですか?
蒸し暑い梅雨時にエアコンをつけ始めると、かび臭いくて
慌ててエアコンクリーニング業者を探す方が急増中です。
でもエアコンクリーニングは、夏に入ってからクリーニングが
一番もったいないのです。一番最適な季節はいつでしょうか?
- ・冷房使用時は室内機内部は湿度100%?
- なぜ、かびが発生するのか?
- お掃除エアコンほどカビやすいって本当ですか?
- 業者によってお掃除技術はピンキリです。
- コストパフォーマンスに優れた時期はいつ?
冷房使用時は室内機内部は湿度100%?
エアコンは、冷媒ガスの圧縮と開放でできる温度差で
室内の空気を調整します。
冷房使用時には、室内機の熱交換器を冷やして
風を当てることによって冷たい風を出します。
そのため室内機内部は結露した水で、びちょびちょです。
この水はドレイン水と言います。
ドレイン水はホースを伝って外に流されるのですが
いったんお皿のようなところに貯められます。
この貯められる部分が、ドレインパンと言います。
でも次々に上から水が落ちてくるので、夏の間はずっと
水が貯まったままになるのです。
だから夏にエアコンクリーニングしても
すぐにカビやすい環境は続きます。
コストパフォーマンスに優れた時期はいつ?
だからエアコンは冷房を使い終わった10月ごろから
次のシーズンを見越してクリーニングしていただきたいです。
一番エアコンクリーニングに最適なのは10月~翌4月まで
予約も取りやすく、ていねいな仕事を期待できますよ。
エアコンになぜ、かびが発生するのか?
水が夏の間中、ずっと貯まったままになるとどうなるでしょうか?
花瓶の水は毎日のように変えないと、臭くなるように
水は腐り始めるのです。
そこに空気中の色々な雑菌やホコリが加わります。
水分、栄養、ホコリ、温度が整えばカビはすぐに繁殖します。
特にファンの周りはホコリが付きやすいため、
カビ玉ができやすくなるのです。
お掃除エアコンほどカビやすいって本当ですか?
お掃除エアコンというネーミングに皆さん騙されているのですが
エアコン内部をすべてキレイにしてくれると勘違いしています。
正式名称はフィルターお掃除ロボットですからね
フィルターに積もったホコリしか取れません。
しかもフィルターの乾いたホコリしか取れません。
キッチン近くのホコリ。
人間やペットから出る脂でホコリは油分を含んでいます。
少しねっとりとしたホコリは、ブラシだけでは取れません。
さらに、お掃除ロボットが搭載されることで
ホコリが乗る面積が増えます。
通気性が悪くなります。
メーカーは実験室レベルの成果しか広告に載せません。
現場ではお掃除ロボ搭載エアコンほどカビやすいと
私は断言できます。
この写真は、世の中にお掃除エアコンを最初に送り出した
富士通のロボットです。
骨太のメカが積まれています。
裏側を見るとホコリが乗り、カビも見えます。
これはお掃除ロボットを外したダイキンのエアコンです。
お掃除ロボットを外すと集めたはずのホコリは
フィルターを通り抜け、山積みです。
このような複雑な機械が搭載されていても
裏側はホコリが蓄積されて、熱交換率が下がり
電気代はどんどん高くなるのです。
いくら省エネ エアコンを買っても
これでは無駄になってしまいます。
ではエアコンクリーニングすればすべて解決でしょうか?
業者によってお掃除技術はピンキリです。
実はエアコンクリーニングは、統一規格がありません。
業者によって作業基準はマチマチなのです。
大手電機店だから安心と買ったお店でクリーニングを
申し込むかもしれません。
でもその作業実態は、2次請け、3次請けに回されて
責任感のない作業がなされていることが少なくありません。
業者に支払われる作業代金も、どんどん中抜きされています。
私がお訪ねするお客様の声として去年来てくれた
お兄ちゃんは、ロボットを外すことなく機械の上から
洗浄していったとお聞きすることがよくあります。
実際、エアコンクリーニングするとこれは誰かが
触ったかどうかすぐにわかります。
まったく分解の痕跡すらなく洗浄した
という業者は少なくありません。
表のカバーさえまともに外さずに洗浄
というところも多いのです。
どんな作業をしてきているのか
名前でではなく、作業ブログなど残している
業者を選ぶようにお勧めします。
ちなみに当店の作業映像はこんな感じです。
なぜエアコンクリーニングは秋がおすすめなのか?