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鳥山修史

ご家庭の健康を守る「風呂釜洗浄」のプロ

鳥山修史(とりやましゅうじ) / ハウスクリーニング

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コラム

洗濯槽クリーンを毎月しているのに、なぜ黒のり汚れが取れないのか?

2020年11月16日 公開 / 2020年11月17日更新

テーマ:洗濯機洗浄

コラムカテゴリ:くらし

コラムキーワード: ハウスクリーニング

洗濯槽から黒い海苔のような汚れが取れないとのお悩み


今日のお客様は、赤ちゃんの子育てを懸命に頑張っているお母様からでした。
お悩みは
◉まだ買ってから1年くらいしか経っていないの汚れがひどい。
◉洗濯物に黒い海苔のような汚れが付いて困る。
◉洗濯して余計な汚れを赤ちゃんの服に付けているようで心配。
◉毎月洗濯槽クリーンをしても、黒海苔汚れが全く取れない。
◉洗濯ネットも黒ずんでしまってきれいにしたい。
そんなご相談でした。

分解して初めて見えた汚れ

東芝の洗濯槽裏は細かい凸凹でいっぱいで、
一つ一つの凹に蜂の子のように汚れが付いていました。

裏に留めてある鉄板と洗濯槽を外すとヘドロのような
臭いが漂い、ネロっとした汚れが出てきました。

毎月洗濯槽クリーナーで洗っている為か洗濯槽パン比較的きれいでした。

洗濯ネットの裏側に黒い海苔のような汚れを発見

洗濯ネット裏側のプラスッチックにも黒い海苔のような汚れを発見

黒い海苔のような汚れは、挟まった状態で発見されました。
汚れのほとんどは、糸くずが固まった物でした。

根気強く洗浄作業

蜂の巣のように細かい凸凹に薬剤をかけるだけでは汚れは落ちません。
数百という細かい凹に、ブラシを当てて汚れを書き出しました。

洗濯パンも漂白洗浄ですっきり

洗濯ネットの内部パーツもよみがえりました。

分解洗浄して言えることは、洗剤だけでは決して取れない汚れが
こびりついているのです。

洗濯槽クリーナーは使い分けなければならない

洗濯槽クリーナーは主に2種類あります。

◉塩素系クリーナー
◉酸素系クリーナー

それぞれ漂白成分が入っています。
塩素系クリーナーは、カビ汚れを溶かして落とします。
酸素系クリーナーは、泡の力で汚れを浮かせて落とします。

同時に使うと塩素系ガスが発生するので危険です。

ローテーションで交互に使うのが理想です。
また酸素系クリーナーは、過炭酸ナトリウムが主成分で
発泡作用があります。でも40度以上のお湯でなければ
効果は発揮できません。

汚れを浮かせても細かいところに挟まってしまう為
クリーナーだけでは取れない理由がここにあります。

最後に排水口もきれいにして
組み立て終了しました。


まとめ


洗濯槽クリーナーを毎月使用しても、なぜ汚れが取れないのか?

◉洗濯槽クリーナーには限界があります。
◉繊維クズがあらゆる狭いところに引っかかります。
◉無数の凸凹の奥に汚れはこびりついています。

ぜひ、定期的なクリーニングをお勧めします。

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