ビックドラム 日立ドラム式洗濯機BD-S8600L分解清掃
お客様がドラム式洗濯機洗浄を依頼したきっかけ
Q お客様の悩みはなんですか?
A 洗濯後の衣類の臭いが気になっていました。薬品を使って洗濯槽洗浄を試してみましたが全く改善されませんでした。乾燥機をかけても衣類から臭いがするので最近は乾燥機能も使っていませんでした。
日立ビックドラム BD-S7400L 2012年製
では分解していきます。
臭いの原因となっていたのは、ドラムの蓋の裏
ドラム自体についたカビ汚れ、そしてホース類でした。
特にホース類は、水が全く流れていなかったのでは?
そう思うほどゴミが詰まっていました。
糸くずとカビが合わさった様な粘度の高いもので
取り除くのに苦労しました。このパイプを通過して
衣類に流れていたのかと思うとゾッとします。
全てキレイにした状態をお客様に確認いただき
ご満足いただけました。
ドラム式洗濯機はお手入れが難しい
ドラム式洗濯機は、容易にお掃除できない洗濯機です。
縦型洗濯機とは違い、つけおき洗いができません。
また乾燥機能がついているため、濡れては温風で乾かす
を繰り返すため、繊維クズがヘドロの様にこびりつき
硬く固着します。
温水で洗うから、雑菌は殺菌されるとメーカーは主張しますが
水の通り道、風の通り道にこびりついた汚れは簡単に落ちません。
カビは、金属の表面につくわけではありません。
金属にいくら防カビコートがしてあるからと言って
汚れがつかないわけではありません。
カビは、汚れや上に乗ったホコリに付着していくのです。
汚れは分解して、ブラシで擦っても擦っても
取れないほど硬くへばりついているのです。
薬品だけで取れるほど汚れは簡単に落ちません。
高い洗濯機だからこそ、丁寧にそして小まめにメンテナンスしてあげたいものです。
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