パナソニックのエアコンからカビの臭いが全然取れないとご依頼
シャープのお掃除エアコンの分解洗浄
今回のエアコンは2017年製でまだ新しいエアコンですね。
外装カバーを取り外した写真がこちらになります。
お掃除ロボットのローラーが大きく見えます。
配線を次々に外していき、お掃除ロボットを取り外します。
最近のシャープはものすごく分解が簡単になりました。
私は今一番、分解しやすいメーカーではないかと思っています。
ホコリの自動排出機能がついているものは???という設計が
シャープには多かったのですが、現在はシンプルな設計で好感が持てます。
8〜9割の業者は、お掃除ロボを外しただけの
この状態で洗浄を開始しますが
私は
次に基盤を外してしまいます。
基盤がある状態で高圧洗浄すると基盤を損傷する可能性があるからです。
割と簡単に外れます。
次にドレンパンを外します。
ドレンホースのネジを外し、左右のネジ2本を外すだけで
簡単にドレンパンは外れます。
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次にモーターとファンも外してしまいます。
この年式のシャープは、モーター横のつまみを外すだけで
モーターが簡単に外れますので
床に置いてから、ファンとモーターを止めるネジを外します。
これで全ての部品を外しました。
水濡れして心配するものがなくなりました。
ファンには、カビ玉もいくつか付着していますが
まだこれはきれいな方です。
こちらのお客様は定期的にエアコンクリーニングを依頼されていますが
このようなカビはすぐに繁殖を始めます。
エアコン周辺に養生を行い洗浄を開始しました。
ここまで分解すると表側のドレンパンだけでなく
裏側のドレンパンもしっかりと洗浄することができます。
ファンの裏側もカビだらけになっていることが多いですが
ファンを取り外すことでしっかりと取り除くことが可能です。
それでもまだ汚れが気になる方は、完全分解洗浄になります。
外してオーバーホールの形になります。
引っ越しするので取り外すなどの際には、
オーバーホールによる洗浄が一番きれいになりますが
定期的な洗浄は、この徹底分解をしていただければと考えています。
エアコンのカビが心配で咳が止まらないと感じるあなたへ