早口で損をしていませんか?早口のデメリットと改善方法
早口を改善するためのステップとして、
【ステップ1】では、「適切な速さを知る」ために、
NHKの夜の7時のニュースの「後追い読み」法をご紹介しました。
キャスターが話す速さは、1分間に約300~330字。
聴き手が理解しやすく、伝わりやすい速さを体感していただけましたか。
【ステップ2】では、「なぜ早口になるのか」。
それは『言いたいことがまとまっていない」からではないでしょうか。
言いたいことがまとまっていない状態で「とりあえず」話し始めると、
迷走しがちです。
早口にならないための方法として、お伝えしたのは、次の3点です。
1.準備をする(自分の中で考えをまとめる)
2.一文(主語から述語まで)をコンパクト(40文字以内)にまとめる
3.言いたいことの7割を言えれば、十分とする
【ステップ3】でお伝えしたいのは、
「自分の声を聞きながら、聴き手の反応を確認しながら話す」ということです。
話している自分の頭と心、言葉がバラバラだと、相手には伝わりません。
落ち着いて話すためには
まず話す前に呼吸を整えること。軽く息を吐き、鼻から吸ってから、話し始めてください。
そして、話している自分の声をちゃんと聞きながら話してください。
そうすると、自然な速さで、間も取りながら話せるはずです。
さらに、顔を上げ、聴き手の反応を見ながら話すようにしましょう。
聴き手がうなずいてくれているか、聴き手を置き去りにしてしまっていないかを確認します。
コミュニケーションは相手がいて成り立つもの。
あなたがそこで話すのは、伝えたい相手がいるからに他なりません。
「ただ一方的に話す」ではなく、「この人に伝えたい」と聴き手に意識を向けることで、
相手からの反応も得られます。
大事なシーンで早口になって得をすることは決してありません。
伝えたい内容が相手の心にちゃんと残り、信頼が得られるように、
早口改善の【ステップ1~3】、どうぞ参考になさってください。
よろしければ、
【経営者に求められるスピーチ力】[6]聴き手を置き去りにしない
http://mbp-japan.com/hyogo/canon/column/25686/
も合わせてお読みください。
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