DJポリスに学ぶ相手の心をつかむ話術
慌ただしい年の瀬ですが、もしかして、「新年の挨拶が既に心配・・・」という方もいらっしゃるかもしれません。
ご紹介するコラムは昨年、大反響をいただいたコラムを2016年バージョンに加筆したものです。
どうぞ参考になさってください!
新年賀詞交歓会や新年会などでの1分~2分程度の挨拶の参考文例です。
2015年を振り返り、2016年に決意と希望を込めて、それぞれ漢字一文字で述べる構成です。
心に響く挨拶にするためのポイントを(※)でご紹介していますので、参考にしてみてください。
(※明るく朗らかな声で)
皆様、あけましておめでとうございます(※一礼)。
年頭に当たり、私の昨年を振り返り、今年の決意と希望をそれぞれ漢字一文字に表してみました。
(※ゆっくりと皆の顔を見ながら)
私の2015年を漢字一文字に表すと「縁」(※キーワードなのでゆっくりと)。
ご縁の「縁」です。(※誤解のないようにここで漢字を説明しましょう)
昨年は、これまでいただいたご縁の有難さを実感した年でした。
(※この後、具体的なエピソードをいくつか披露します)
夏には思いがけず20年ぶりの友人と再会を果たし、離れていた歳月がなかったかのように、すぐにあの頃に戻って、心弾む充実した時間を過ごすことができました。
また、秋にはこれも、あるご縁がきっかけとなって、長年の夢が叶い、朗読家として晴れの舞台に立つ機会をいただきました。
ご縁が続くこと、つながることの感謝を噛みしめた一年だったのです。(※2015年を総括する一文です)
そして、2016年の私の希望を託す漢字は「福」。(※キーワードなのでゆっくりと)
幸福の「福」です。(※ここでも漢字を説明します)
これまでのご縁に支えていただいて今の自分がある幸福を、今度は、私ができるかたちで、いろんな方に「お福分け」(※キーワードです。ゆっくりと)をする、その一歩を踏み出す年にしたいと思っております。
(※この後は結びですので、少し間を取り、しっかり顔を上げ、笑顔で)
皆様の2016年が幸福に満ち溢れた、素晴らしい年になりますように。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。(一礼)
ちなみに、ご紹介した文例は私が年末のスピーチに使ったものです。
ゆっくりと間を取りながら話せば1分40秒~50秒程度です。
もう少し、短く納めたい場合は、昨年を振り返る部分を少なめにすると良いでしょう。
今年の漢字は、あなたの思いを託した、縁起の良い漢字を選ぶようにしてください。
〔関連コラム〕
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