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印象に残る年頭の挨拶

2013年1月2日 公開 / 2021年1月2日更新

テーマ:心に響くスピーチの極意

コラムカテゴリ:ビジネス

あけましておめでとうございます。
今年は年明け早々に初めての著書「声と言葉で心に響くプロの話し方作法」(明日香出版社1470円税込)の出版を控え、気を引き締めて新年を迎えました。1月18日頃から全国主要書店で発売されますので、どうぞ見かけられた際にはお手に取ってごらんください。

さて、「年頭の挨拶で何を話せばよいか」「どう話せばよいか」と気になっている方もいらっしゃると思います。新年のスタートだからこそ、気持ちよく話したいし、できれば、聴き手の印象に残る挨拶をしたいものですね。

だからと言って、あまり奇をてらう内容を考える必要はありません。
新年を寿ぎ、2013年に希望を託す内容であれば十分です。

手堅いのは、干支の話題です。
「大空を掛ける龍から、知恵があり、細心な蛇の年へと干支が変わるように、来年は私(我が社)も・・・」のように、干支のリレーになぞらえて、新年を迎えた決意を述べると収まりがいいですね。
 
また、年末に日本漢字能力検定協会から「今年の漢字」が発表されましたが、これを挨拶に取り入れるのもお勧めです。
新年の挨拶の場合は、昨年のことを中心に話すのではなく、ひと工夫して、オリジナルの「今年の漢字」をプラスし、今年の抱負を中心に語ると良いでしょう。

次のような構成になります。
「昨年を表す漢字は『○』でした。まさに○○な昨年を表した漢字であると思いました」
 ↓
「私の2013年を漢字一文字で言い表すと・・・『○』です。この文字に、私はこういう思いを込めました(その漢字を選んだ理由、決意、メッセージを一言)」
 ↓
「皆さんにとっても、どうぞ良い年になりますように。本年もどうぞよろしくお願い致します(締めくくりの挨拶)」

以上で1分程度にまとまります。
また、余裕がある人は、昨年の漢字も、自分のオリジナルの漢字を考えてみてください。
それを語った上で、今年の漢字を披露すると、その対比が活きて、短くてもインパクトのある挨拶となります。

そして、大切なのは、明るく朗らかな声と表情で語るということです。
少しぐらいとちっても気にせずに、新年を祝う場にふさわしく、気持ちの良い印象を聴いてくださる皆さんにプレゼントしましょう。

本年も言の葉OFFICEかのんでは、あなたの「声を磨き、言葉を響かせ、思いを伝える」ための情報を発信していきます。どうぞよろしくお願い致します。


この記事を書いたプロ

川邊暁美

ビジネスに生かすスピーチ指導のプロ

川邊暁美(言の葉OFFICE かのん)

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