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武本尚

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コラム

空き家のカビ対策は定期的な換気がポイント!

空き家

2017年7月8日

日本は湿気の多い国ですので、 普通に生活していてもカビ対策は必要です。これが空き家となると、家を閉め切ることにより、湿気、温度、ホコリなどのカビが発生する条件がそろうため、繁殖しやすくなります。

また、空き家に雨漏りが発生していてもて気づくのが遅れてしまい、住まいに深刻なダメージを与えている場合があります。雨漏りは構造部を浸食するほか、カビの発生源にもなってしまいます。

今回は空き家のカビ対策についてお伝えいたします。

空き家をきれいに保存したい

空き家となった実家を久しぶりに訪れたら、畳や壁にカビが発生していた、というようことはありませんか?

そのような場合、目に見えない壁の裏や屋根裏、構造部分にもカビが発生している可能性があります。人が住まなくなった家は、建物を傷める最大の原因となる湿気がこもります。それによって結露が起こったり、カビや微生物が繁殖するようになったりして、柱や壁をむしばみ、住まいが急速に劣化していきます。

空き家になっても、実家はきれいなまま維持したいものですね。

カビを予防するためには、時々窓を開けて風を入れ、空気の入れ替えを行うことが大切です。

空き家にカビが生える理由

カビは微生物の一種で、空気中にはいつもカビの胞子が浮遊しています。その数は1立方メートルあたりに数100個~数1000個と言われています。

カビの胞子は空気中を漂っているうちに、他の物質に付着し、水分、温度などの条件がそろうと育ちはじめ、目に見えるようになってきます。私たちが見ているカビは出芽した胞子です。

カビが目に見える形になるには次の条件が必要です。

〇温度 20℃~35℃で増殖する
〇水分 湿度が65%以上になると要注意
〇栄養分 ホコリ、チリ、垢など
〇酸素

一般的には、梅雨どきなど湿気の多い時期にカビが発生しやすくなります。結露の起こる冬などもこまめな対策が必要です。

また、カビは紫外線に弱く、直射日光が当たるところではうまく生育できませんので、日陰や北側の部屋に発生することが多いです。空き家は常に窓が閉め切られ、雨戸も閉められ、空気がよどみ、ホコリがたまりやすくなっているため、カビにとって絶好の環境で、放っておくとどんどん繁殖していきます。

雨漏りは最悪、早期発見、修繕を

雨漏りは家に深刻なダメージを与えます。しかし、雨が降っているからといって、必ず雨漏りが起きるわけではないので、空き家の持ち主が雨漏りに気づくのはなかなか難しいことかもしれません。

目に見える雨漏りを発見した場合、それ以前から雨は侵入してきたと思われ、すでに住宅に悪影響は出ていると思われます。

わずかな雨漏りだったとしても、放っておくと大変なことになります。湿気がこもりやすい屋根裏はすぐにカビだらけになり、木材を傷め、腐食が進んでいきます。水分が壁を伝って、壁の内側にも表面にもカビが生え、悪臭がするようになることもあります。

断熱材が水分を吸って効果がなくなるばかりか、柱などの構造材も腐りはじめます。

シロアリなども発生しやすくなり、建物の耐震性も落ち、地震や台風に耐えられない、危険な状態となる可能性もあります。

カビによる健康被害も

住宅に生えたカビを放置しておくと、カビの勢力が増し、悪臭を放つようになります。ここまで来るとその家で暮らす人の健康を害することもあります。

カビの健康被害としては、アレルギー喘息、シックハウス症候群、皮膚炎などが知られていますが、ほかにもいろいろあるようです。
このように、家のためにも健康のためにも、カビを放置しておくのはとても危険です。

空き家のカビ対策

カビは季節を問わず活動を続けるものですので、年間を通じた対策が必要です。人が住んでいると、人の出入りと同時に空気が入れ替えられ、窓を開けたり、換気扇を回したりすることで十分な換気が行われます。

しかし、空き家だとこのような空気の動き、流れが望めなくなります。

カビ対策としては、なるべく頻繁に訪れて、窓を開けて換気をすることが大切です。すべての部屋の窓を開け、家中に風が通るようにしましょう。

できれば、晴れた日の湿度が低い時間帯(12時~15時ごろ)に換気を行うと良いでしょう。

押入れや納戸など、風が通りにくい場所は、扇風機で送風したり、除湿器を用いたりすると便利です。

またこういった場所に、物を詰め込みすぎないことを心がけたいものです。いらないものは極力処分することをおすすめします。

押入れ、クローゼットには、除湿剤を入れておくのも効果が期待できます。また掃除をしてホコリを取り除くことで、カビの栄養分を断つことにもつながります。

家具は壁にぴったりくっつけずに、5㎝ほど感覚を開けておくとカビが発生しにくくなります。

実家が遠方にあり、定期的に通うのが困難な場合は、管理業者に依頼して、こまめな換気を行い維持管理に努めましょう。

この記事を書いたプロ

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