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川島英雄プロは北海道テレビ放送が厳正なる審査をした登録専門家です

弁護士の使い方 ~紛争予防のためのパートナーとして~

川島英雄

川島英雄

テーマ:弁護士・士業のこと

 弁護士というと、どんなイメージを思い浮かべますか?
 敷居が高い、費用が高そうなどというイメージがありそうですが、「裁判ばかりしている」というイメージもあるのではないでしょうか。

弁護士は裁判ばかりしている?

 私自身のことでいえば、業務のうち、裁判所にいる時間は10分の1もないと思います。
 裁判書類の作成にはある程度時間をとることもありますが、それでも業務の2分の1を占めるということはありません。

 他にどんなことに時間を使っているかというと、依頼者の方と打ち合わせをしたり、裁判になっていない段階での相談を受けたり、裁判をせず相手方と交渉したり、裁判になる前の備えとして書類を整えたり、紛争が予防できるような契約書になるようチェックしたり、といった様々なことが挙げられます。

 弁護士は「裁判ばかりしている」というイメージがあるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。

事が大きくなる前に

 もちろん、裁判もきちんと対応しますが、法律実務・裁判のプロとして、「裁判になったらきっとこんな結論になる」という法的な結論を見越したアドバイスを、事が大きくなる前に行うこともできます。

 実は、こうした「事が大きくなる前に行うアドバイス」というのも、弁護士の立派な仕事であり、弁護士は意外とここに多くの時間を費やしているのです。

早めの対処がより良い結果に

 弁護士の立場からすると、「もっと早く来てくれればこんなに事が大きくならなかったのに」と思うケースや、「もっと早く来てくれていればもっと裁判で有利にできたかもしれないのに」と思うケースも意外に多くあります。

 こういうケースでは、より早く相談に来てくれていれば、その人にとって大きな利益になっていたわけです。

 弁護士は高いもの、事が大きくなってから行くもの、裁判のときに頼むものなどと思わず、「紛争の前に」、「予防と備えのために」、紛争予防のためのパートナーとして利用することをぜひ考えていただければと思います。

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川島英雄
専門家

川島英雄(弁護士)

札幌おおぞら法律事務所

 コミュニケーション能力と、医学的な知識を武器に、交通事故・医療事故の被害者側の案件を重点的に取り扱っている。複数の弁護士が所属する法律事務所の一員で、サポート体制も万全。

川島英雄プロは北海道テレビ放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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