橋本憲幸プロのご紹介
障がい者の就労を支援し、農業現場の人材不足を補う「農福連携」に尽力(3/3)
農産物の通販サイトも準備。農業法人の立ち上げも視野に、障がい者と共に歩む
各方面にネットワークを広げる橋本さん。農閑期の冬には個人宅の雪下ろしや、企業からの依頼を受け流雪溝への排雪も担います。
「高齢化率が4割を超える士別市では、お年寄りにとって大変な除雪は引く手あまたです。他に施設の清掃なども請け負っており、お役に立てる場面はまだまだありそうです」
障がい者が、農業の領域で生きがいを持って活躍していく仕組み「農福連携」は、2019年に政府がビジョンを策定し、推進しています。橋本さんは国が取り組みを強化する前の2016年に開業。きっかけは、自身がうつ病を経験したことでした。
「休職中、復職に向けたプログラムの一環でデイケア施設に通うようになりました。障害のある方と関わるうちに一般の人たちと何も変わらないことに気づき、皆と同じように働きたいという人たちの力になりたいと考えました」
JA職員として長年従事してきた農業分野と障がい者の雇用を支援するため創業し、今後は、農産物の販売も強化していきたいと熱を込めます。
「対面だけでなく通販サイトも準備しています。農業法人の設立も視野に入れていて、障がい者を職員として採用し、地元農業の振興も後押しして前職に恩返しもしたいですね」
これからも障がい者に寄り添い、共に歩んでいきたいと願う橋本さん。「あなたの会社の業務に合う人材をマッチングします。単発や短時間も可能です。『農福連携』のノウハウを伝える研修も行っていますので、ご興味のある方はぜひお問い合わせください」と呼びかけます。
(取材年月:2023年11月)
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