橋本憲幸プロのご紹介
障がい者の就労を支援し、農業現場の人材不足を補う「農福連携」に尽力(2/3)
障がい者の個性や特技を見いだし、やりがいを持って活躍できる場を提供
橋本さんのもとでは、利用者一人一人が個性や特技を生かし、やりがいを持って働けるよう、本人や委託元とも相談しながらコーディネートしています。
「手先が器用か、細かいことは苦手か、体力があるのかないのか、業者さんとの相性も見て、職員の中で向き不向きを評価した上で配属します。例えば、知的障がいの方はメンタル面がタフな方が多く、少々厳しいことを言われても気にしないのですが、精神障がいの方は、言葉を敏感に感じ取ってしまってうまくいかない場合もあります。適材適所の見極めが重要です」
特に利用者が活躍できる場として見込んでいるのが、農産物を仕分けする選果場だとか。
「朝から夕方まで1日中単調な作業が続くので、バイトやパートさんを雇っても、すぐ辞めてしまう方も少なくないのですが、障がい者には同じことをやり続けるのが得意な方が結構いらっしゃいます。農協さんからも、いつも良い評価をいただいています」
個々の適性を検討する中で、利用者の意外な特技に気づかされることも。ある知的障がいの男性は、おっとりしたマイペースなタイプで屋外の農作業には向かず、農家から「うちでは難しいかもしれないね」と言われていたそうです。
「ところが、ブロッコリーの選果場で発泡スチロールに氷を詰めていく工程に配置転換したところ、きちょうめんさが発揮され、お褒めの言葉をいただくようになりました。これまで、彼の良い面を見いだせていなかっただけだと分かりました」
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