「もしかして」の意識
皆様こんにちは。
学びに向き合う心を整える
自主自律の塾
「共生舎」の髙橋です。
台風や梅雨前線、
大雨に見舞われた皆様には
心よりお見舞い申し上げます。
さて、そろそろ中学校では
テストの話が出てくる、
そんな時期ではないでしょうか。
そして、テストの範囲が
配られるようになると
「範囲が広すぎ!」
「そこまで授業が終わるの?」
など、
落ち着かない気持ちに
なったりしないでしょうか?
今回は、
「何をどう勉強したらよい?
勉強に困ったときに
意識したいこと3選」
と題して、
テストを目の前にした
不安解消のためのヒントを
お伝えしたいと思います。
はじめに:この記事の目標
この記事は、
勉強に向き合う心づくりの
一助となることを
目標としております。
そのため、
それぞれの試験への
個別のポイントを解説する
ものではないことを
前もってお断りしておきます。
また、とりたてて
特別なことを書いている
わけではないのですが、
だからこそ基本として
持っておきたい考え方
として示しております。
この点、ご理解の上
お目通し下さいませ。
ポイント1 いきなり完璧を目指さない
まずは、こちらの画像を
ご覧ください。
これは、数学の記述問題の
解説のホワイトボードです。
模範解答を作る、写す…
といっても、
答案構成のための
表に見えにくい要素は
実は結構多かったりします。
そのため、たとえば
答えを覚える、といっても
そこに再現性はあるのか、
と言われると
難しいものだったりします。
最初から完璧に
一字一句間違えない、などと
思わないようにしましょう。
それよりは、話の流れ、
どうしてその答えになるのか、
というところを
少しずつ組み立てるつもりで
学んでいくように
心がけたいものです。
ポイント2 範囲表をもう一段階掘り下げて
一般的には、範囲表には
・学習範囲の章/大区分
・該当ページ
が記されています。
そして、
教科書やワークの
該当ページを開いて
さあ勉強!
と行きたいところですが
それだけでは
モチベーションが
続きにくいものですね。
では、こちらの画像を
ご覧ください。
これは、令和5年度の
北海道学力テストの
社会科の試験範囲表です。
そして、それぞれの分野で
大まかな設問の方向性を
考えてみましょう。
「地理的分野」であれば
・気候と地形
・産業(場合によっては歴史)
・人口や生活
「歴史的分野」であれば
・政権を担う人物、
・政治のしくみ、
・政権外の有力者の動向、
・民衆の暮らし、
・そのときの世界とのかかわり
などなど。
教科書にある
「この章のねらい」や
「めあて」「〜できるようにする」
などの言葉を探して
それらのテーマを
設定してみるのもよいでしょう。
ポイント3 【課題の分離】
これは、ちょっと深いお話です。
じっくり読めるときに
読んだ方がよいかもしれません。
さて、得意科目は、比較的
学習に向かいやすいと思います。
しかし、苦手科目は
教科書を開いただけで
イライラしてきたり
気持ちが悪くなったり
教科担任の先生を
思い出して気分が滅入ったり
ということも
あるのではないでしょうか。
まずは、勉強の目的意識から
変えてみたいところです。
「自分が理解できて
試験できちんと答えられる」
これが一番大切なこと。
たしかに、評価する先生がいて
その評価があって
自分の成績がつけられ、
それが入試でも使われて…
という意味では、
先生方の存在が
苦手科目に影響する
ということもありえる
お話だとは思います。
また、学校の授業での
グループワークなども
苦手意識に影響する
こともあるでしょう。
でも、
テスト勉強ということを
考えてみると
目的はあくまでも
「自分が理解できて
試験できちんと答えられる」
ということに
集約できるのでは?
学校の授業がわかりにくい、
先生との相性がよくない、
グループワークや
発表のトラウマ
なども理解できますが
学校の授業や先生が
よくないのだとすれば
それを理由に
自分までよくない状態に
なってしまっては
元も子もありません。
授業や先生との相性は
自分ではどうしようも
できない部分もあります。
それはそっちの課題。
自分の課題は、
その中で今何をすべきか。
すべきことが見えなければ
誰に相談すべきか。
という「課題の分離」の
意識を持ちたいものです。
まとめ
①いきなり完璧を目指さない
…少しずつ積み上げて!
②範囲表をもう一段階掘り下げて
…目的意識をつくる!
③【課題の分離】
…誰が何を言おうと
学びは自分のもの!
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