髙橋慎吾プロのご紹介
「主体的・対話的で深い学び」を実践する塾とフリースクールを展開(1/3)
自ら考え、自分の意思で行動する力を育む、実社会を意識した学びを提供
「当塾は『子どもが学びの主役』を理念に、生徒が考えていることを出発点とした対話形式で授業を進めています。開校以来一貫して、自分で考え、自分の意思で行動する力を育むことに取り組んでまいりました」
そう語るのは、北海道室蘭市で塾とフリースクールを運営する「共生舎」代表の髙橋慎吾さん。誰もが気軽に足を運べるようにと小学生から高校生までを迎え入れ、自分のペースで通える自由度の高いプランを用意しています。
「当方では、地域や学年、習熟度の垣根を越え、多様な生徒が同じ教室に集うインクルーシブ教育を実践しています。必要に応じて黒板の前に立つことはありますが、基本的には個別指導が中心です。生徒の要望でディスカッションの時間を設けることもあります」
2020年から2022年にかけて、小中高の学習指導要領が改訂。生きる力を育成するため、新たに「主体的・対話的で深い学び」が掲げられました。髙橋さんは、創業時から教育現場の変化を見据え、「実社会を意識した学びの場」を目指してきました。
「他の生徒や塾に出入りする大人との交流は、自分と違う価値観に触れ、自らを客観視し、コミュニケーション力を磨く機会になります。時には地元企業さまからお声掛けいただき、生徒と会社見学に赴くこともあります。数多くの人と関わる中で、社会を生き抜く力を身に付けていってほしいですね」
2023年4月からは「学びの選択肢を増やしたい」との思いで、週に2日フリースクールを開設。「出席扱い」として認められるよう、市の教育委員会をはじめとする関係機関と協議を重ねています。
<次ページへ続く>