医療機関のIT導入と院内ネットワーク構築を支えるDX支援実例
私は2007年3月に株式会社ADDS(アッズ)を設立して以来、さまざまな業種でIT支援を続けてきました。なかでも数多くの実績を積み重ねてきたのが、医療業界のデジタル化支援です。医療機関は、患者さんの安全と業務効率の両立が常に求められる現場であり、IT機器の選定や運用にも独自の慎重さが必要になります。
独立当初から長くお付き合いを続けているある歯科医院では、デジタルレントゲン導入の際にネットワークの再構築を担当しました。すでに敷設されていたチェアサイドのパソコンで3D画像を表示したい、というご要望を実現するために、現場のレイアウトや使われ方を一つひとつ確認しながら配線・設定を組み直していきました。後にこの事例は、歯科医院のIT化の好例として、世界的なソフトウェア企業から取材を受けるまでに至りました。
近年は、マイナンバーカードの保険証利用(マイナ保険証)に対応する端末設置業者としても活動しています。多くのクリニックや病院からご相談をいただき、病院統合に伴う既設ネットワークの変更や改善といった、規模の大きい案件にも対応してきました。医療機関ごとに既存設備の状況も診療フローも異なるため、画一的な解決策ではなく、その施設に合わせた具体的な構成を一緒に検討していくことを大切にしています。
身近なデバイスの活用提案も得意分野です。訪問歯科では、iPadのカメラで口腔写真を撮影し院内と共有する仕組みをご提案しました。運輸会社のアルコールチェック記録には、ミーティングアプリZoomの録画機能を活用しています。専用機器に比べてコストを抑えられるだけでなく、ほかの業務にも応用しやすい点が大きなメリットです。「専用機器でなくても、工夫次第で同じ目的が果たせる」。この視点を持てることが、現場経験を重ねてきたからこそできる提案だと考えています。
中小企業でも工夫次第で大きな効果が出せます。独立から積み重ねてきた現場の経験が、私の最大の強みです。


