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コラム

マイナポイント第2弾!2万円分のポイント付与を解説します

2022年1月20日

テーマ:節約

コラムカテゴリ:お金・保険

コラムキーワード: ファイナンシャルプランナー 相談NISAFP 無料相談


マイナンバーカード作りましたか?


マイナンバーカード
出典:マイナンバーカード総合サイト https://www.kojinbango-card.go

マイナンバーカード持っていますか?
「マイナポイントがもらえるって聞いて作ったよ」
という方が多いように感じます。

「別になくても困らないし、国に個人情報を把握されるのが嫌だから持ってない」
という方も一定数いるようです。

以前、マイナンバーカードについてブログで書きましたが、2019年8月末時点で普及率わずか13.9%でした。
[[2万円で5千円還元!?マイナンバーカードは普及するのか? https://yoshii.info/2019/09/05/2万円で5千円還元!?マイナンバーカードは普及.html]]

2022年1月現在のマイナンバーカード普及率は約4割。
マイナポイントがもらえることや、給付金の申請で便利と聞いて申請した人が増えたようです。
もう少しで2人に1人くらいが持っていることになります。

国民の多くがマイナンバーカードを持てば、給付金の振り込みはスムーズになるでしょうし、行政サービスの利用が簡単で便利になります。
政府もコスト削減と効率化につながるので、もっと普及させたいと考えているはずです。

マイナポータルは、政府が運営するオンラインサービスです。子育てや介護をはじめとする、行政手続の検索やオンライン申請がワンストップでできたり、行政機関からのお知らせを受け取れたりする、自分専用のサイトです。
出典:内閣府ホームページhttps://www.cao.go.jp/bangousehttps://www.cao.go.jp/bangouseido/myna/index.html


様々な行政手続きが簡単で便利になるのでこれから
「なくても困らない」
から
「あったほうが便利」
なものに変わってくるでしょう。

とは言っても、わかりやすいメリットがないとマイナンバーカードがなかなか普及しません。

そんなわけで今回のテーマは
『マイナポイント第2弾!マイナンバーカードがあれば誰でも総額20,000円分のポイントがもらえる!?』
です。

このコラムを読めば、マイナポイント第2弾の疑問が解決します。
・すでにマイナポイントをもらった人は損?
・すでに健康保険証と紐付けてしまったからポイントもらえない?
そのあたりも解説します。

結論を言えば
『すでにマイナポイント第一弾を利用していても、健康保険証と紐付けしていても、第二弾が利用できる』
です。

マイナポイント第1弾を使っちゃった人は損?


OMG

『マイナポイント』第1弾は期間が2020年9月から2021年3月まで(その後に延長)でした。
内容は
・ポイント還元率は25%
・上限額が5,000円

ざっくり言うと
2万円の買い物をキャッシュレス決済、またはチャージすると5,000円分のポイント還元するというものでした。

今回の第2弾は
「マイナポイント2万円分!」
という部分が話題になっているので
「第1弾を利用して損した!」
と思っている人が少なからずいるようです。

心配ありません。
第1弾を利用した人が損するものではありません。
内容を詳しく見ていけばわかります。

マイナポイント第2弾の概要


マイナポイント第2弾
出典:総務省ホームページ https://mynumbercard.point.sou

画像をみてもらえばわかるように、今回のマイナポイントは最大の2万円分もらえるための条件が3つにわかれています。

  1. マイナンバーカードの新規取得等:5,000円分
  2. 健康保険証としての利用申込み:7,500円分
  3. 公金受取口座の登録:7500円分


すべて合わせて2万円分のマイナポイントになります。

順番に確認していきましょう。

①マイナンバーカードの新規取得等で5,000円分
すでにマイナンバーカードを取得したけどマイナポイント第1弾に申し込んでいない人や、これから申し込む人が対象です。
2021年12月末までにマイナポイント第1弾に申し込んだけど、まだ20,000円のチャージや買い物を行っていない(最大5,000円分までポイント付与を受けていない)人もポイントを受け取ることができます。

つまり、マイナンバーカード取得で1人1回は5,000円分のポイントが受け取れるということです。
第1弾を利用した人が損とか、第2弾を利用する人が得ということはありません。

②健康保険証としての利用申込みで7,500円分
こちらも
「えーもうすでに利用申込みしちゃったよ」
という人がいると思います。
私もそうです。

でも大丈夫です。
既に利用申込みを行った方も含みます。
総務省ホームページに記載されています。

病院や薬局でマイナンバーカードを健康保険証として利用すれば、履歴を見たり、医療費控除が簡単になるのではと期待されています。

しかし私はこれまでまだ1度も「マイナ受付」を見たことがありません、、、

マイナ受付
出典:厚生労働省ホームページ https://www.mhlw.go.jp/stf/ind

2022年1月現在、私の住む広島県呉市で利用可能な医療機関・薬局はわずか10件です。

マイナンバーカードの健康保険証利用対応の医療機関リスト(都道

③公金受取口座の登録で7,500円分
これは今回のコロナ給付金で対応に時間がかかったので、今後改善させる目的が大きいでしょう。
給付金を申請する側は口座情報の記載や通帳の写し等の添付するのが手間ですし
申請を受け付ける側は確認作業が膨大で大変な作業です。

マイナンバーカードで受取口座を登録しておけば、申請処理のスピードアップとコスト削減が期待できます。

「個人情報が漏れるのが嫌だ」

という人がいますが、私達は納税して行政サービスを受けているわけですから、利便性を考えればマイナンバーカードを普及させて上手く利用していくのが良いと考えています。

まとめ


景色

マイナンバーカード・マイナポイントを
・まだ取得をしてない人も
・すでに取得している人も
もらえる最大ポイントは20,000円分です。

損した、得したはないのでご心配なく。

私はすでにマイナンバーカードを取得して、マイナポイント第1弾の5000円分も受け取りました。
日常生活でもコンビニの端末で住民票や印鑑証明を発行したり、確定申告をe-Taxで電子申請するのに利用しています。

今後は運転免許証と一体化することも期待されます。
現状ではまだ「なくても困らない」ですが、徐々に「あったほうが便利」になっていくでしょう。

マイナポイント第2弾はいつまでなのか気になるところです。
しかし総務省ホームページには期限が記載されておらず、現時点では未定のようです。

この記事を書いたプロ

吉井徹

投資歴10年以上、ファイナンシャル・プランニングのプロ

吉井徹(YOC)

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