窃盗中毒病 クレプトマニア
私は、公益社団法人広島被害者支援センターという団体の、監事という役職を務めています。
同センターは、広島県公安委員会指定の犯罪被害者等早援助援団体です。
先週、同センターの理事会、総会がありました。
センターのホームページは、
http://search.jword.jp/cns.dll?type=lk&fm=127&agent=11&partner=nifty&name=%B9%AD%C5%E7%C8%EF%B3%B2%BC%D4%BB%D9%B1%E7%A5%BB%A5%F3%A5%BF%A1%BC&lang=euc&prop=500&bypass=2&dispconfig=
公益社団法人の認可がおりたのは最近ですが、足かけ約6年間くらい、設立準備と運営とをしてきました。
誰でも同団体の一般会員、賛助会員になれ、同センターへの寄付金は一定の要件の下に費用・損金として税法上の評価をされるそうです。会社の社会奉仕活動として、毎年多額の寄付をされておられる会社もあり、上記の総会の際に、表彰させていただきました。
同センターの活動としては、講習をして被害者支援員を養成し、犯罪や事故の被害者の相談にのったり、裁判所などへの出頭に付き添ったりし、支援します。また、被害者の方の状況によって、臨床心理士による心理相談や、弁護士による法律相談をすることもあります。
ときどき、犯罪被害者支援や児童虐待等についてのセミナーやシンポジウムを開催しています。
今後、同センターのイベント等がある際は、ご案内させていただきます。
ところで、6年くらい前の今枝弁護士というと、重大で凶悪とされる刑事事件の弁護をするということで地元では認知されており、同センターの役員になぜ私が招かれたのか、やや理解に苦しむこともありました。
しかし、加害者の弁護と被害者の支援は表裏一体であり、加害者の側は被害者の状況と心理に思いを致すべきであるし、被害者の側はなぜ加害者が加害行為をしなぜ今そのように振る舞っているのかを考え、互いの理解を深めようと努めることは修復的司法の見地から意義があると思いますので、そういう意味ではよく考えられた人選だったと思います。
なお、3年前に光市母子殺害事件で懲戒請求騒動があって私に対する脅迫などが続いていたときは、センターの女性事務局に、「私たちが守ってあげます」と言われ、現実的に守ってもらえるのかどうかは別としても、なぜか心が楽になったということもありました。