『年商対比で、今より10%多くの運転資金を持ち続けることをご提案します。』
■現状の社会情勢・経営環境は必ずしも良い状況にはありませ
ん。経営者としての悩みや痛みも少なくないはずです。それで
も、自社を、自分を守り抜き、成長させていかねばなりません。
自身が選んだ道である以上、腹をくくって臨まねばなりません。
では、どうすればよいか?この本質的な質問に対する解はたっ
た一つ、「何をすべきかわからなければ、何をすべきかをわか
るために学びましょう」です。知ることでやるべきことがわか
ります。失敗や不安を減らせます。楽になります。
米百俵(幕末の長岡藩)の話は有名ですが、同様に「日本の未
来を切り開くためには教育への投資が重要だ」との意見に異論
はないはずです。であるならば、会社を良くするためには、ト
ップ自身の学びが何よりも重要なはずです。従業員の教育では
なく社長自身の学びです。
■消防士は火に対する知見を有しています。
故に、大丈夫、危険だ…これらを正しく判断できます。危険な
火災現場に遭遇しても、最小限のリスクで最大限の対応ができ
るのはこのためです。仮に、無知な消防士(?)が消火活動を
行ったとすると、過度に恐れて適切な消化活動ができない、ま
たは、蛮勇で無茶なそれを行うことになるはずです。いずれも
正しい消火活動とは程遠い結果になります。消防士は、日々欠
かさず、火に対する勉強と訓練を積んでくれています。
■社長も経営を「知る」ことが重要です。
経営には不安がつきまといます。原材料の高騰や売上不振等、
不安が極限に達している方も多くいます。具体的な不安、漠然
とした不安…無限の不安が心に降り注いできます。ある種の必
然で仕方ありませんが、これらの不安を軽くする方法はありま
す。
◎人は、わからないことに多くの不安を感じるようです。
・「知る」ことで多くの不安が解消されます。
・「知る」ためには勉強が必要です。
故に、賢明な社長は日々勉強に励みます。
◎「知る」ことで、程度加減がわかります。
・「知る」ことで、ここまでは大丈夫、これ以上はダメ、この
境界が見えます。
・「知る」ことで、経営判断の精度が向上します。
故に、賢明な社長は日々勉強に励みます。
◎「知る」ことで、「自分の知らないこと」を認識できます。
・知らないことを認識すること(=「無知の知」)は重要です。
・「知る」ことに重点的に取り組むことができます。
・「自分の知らないこと」には取り組まない、または、他人の
知恵を借りる癖が付きます。
故に、賢明な社長は日々勉強に励みます。
■過度の心配は払しょくしましょう。チャンスを逃してしまい
ます。逆に、蛮勇もご法度です。会社をつぶしてしまいます。
「無知」な社長は二つのパターンに分かれます。
◆1.過度に恐れて攻めることができない社長。
リスクを過大評価して、一歩も前に進めません。前に向かって
アクセルを踏めない原因の一つは「知らない・わからない」か
らではないでしょうか?
◆2.蛮勇を背景に突っ走る社長。
リスクや実力を省みることなく、とにかくアクセルを踏み続け
ます。過度に邁進できる理由の一つは「知らない・わからない」
からではないでしょうか?
いずれも正しい経営とは程遠い結果になります。
■「知る」ことは大変大きな収穫をもたらします。
社長が経営の勉強をすることには大変大きな意味を持ちます。
その経営成績、収穫に直結します。ただ、社長が勉強すべきテ
ーマは極めて広範囲で、何からどのようにすればよいかわから
ない、とおっしゃる方も少なくありません。まさにその通りで
すが、これにもヒントはあります。
◎不安なことから勉強してください。不安を解消しましょう。
◆「無知」は大きな損失を招きます。損をします。
◆「無知」は不安の大きな原因の一つです。病みます。
「知る」ことで多くの事を解決できます。故に、賢明な社長は
日々勉強に励みます。
経営を学べば、その勝率は格段に向上します。知ることで失敗
や不安を減らせます。楽になります。考えていただければ幸い
です。
※銀行融資プランナー協会の正会員である当事務所は、クライ
アントに『お金の心配をできるだけしない経営を行ってもらう』
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