『年商対比で、今より10%多くの運転資金を持ち続けることをご提案します。』
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『新入社員へのメッセージ!〔その3〕(※新入社員に伝えてあげてください。)』
…加減して働かないでください!
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好む好まざるにかかわらず、人生の多くの時間を費やす仕事に
対する向き合い方について考えてみましょう。
仕事が下手なのはつらいですね。リストラの恐怖も払拭できま
せん。仕事はできるだけ若い時に上手になった方が得です。自
分自身の人生を守れます。そして、身に付けた力は、生涯自分
自身の財産として使えます。
◆常に最善を尽くして働く人と、働き方を加減する人がいます。
この仕事に取り組む姿勢の差が、時間を経て実力の差になりま
す。雲泥の差です。
人は多くの場合、自分の力を過信し、自分の力を実力以上に評
価しています。(これは必ずしも悪いことではありません。)
更に、自分に対する評価に合わせて働こうとする人がいます。
(これが問題です。)この二つが相まって、自分の得ている対
価に及ばない仕事で満足してしまいます。そして、『私は自分
の得ている対価以上の仕事をしている』と胸を張っています。
『対価に対して十分貢献しているのだから、これ以上は働かな
い』こんな考えに至ります。
仮に、現時点で成果が対価を大きく上回っていたとしても、仕
事のペースを落とすのは自分にとって得ではありません。これ
は、最低年俸のプロ野球選手が、自身の打率やホームランの本
数を意図的に制限し、『俺は最低年俸だから、打てるホームラ
ンも見送って、一定数以上は打たない』と決意しているような
ものです。
現状の年俸が最低であっても、可能であれば30本でも、40本で
もホームランを打てば良いはずです。また、加減していると、
本当に打てなくなってしまいます。至極当然のことですが、こ
の理屈が理解できない人も少なくありません。
『働き方を加減しないでください。実際の給与の3倍もらって
いて、役職も2階級上のつもりで仕事に取組むことがコツです
よ。』と、繰り返し言い続けるようにしています。
成果と対価の関係は、短期間では見合っていないこともありま
すが、中期的には必ず合致してくるからです。
◎常に最善を尽くして働く。働き方を加減しない。
◎実際の給与の3倍もらっていて、役職も2階級上のつもりで
仕事に取組む。
◎そして、すべて自分自身のためです。成果は必ず自分に返っ
てきます。
◆公私混同出来ない人は、ビジネスマンとして大成できません。
公私混同してください。
●時間を公私混同してください。
継続が重要です。継続して考えるから新しいものを生み出すこ
とができます。継続して考えるから難題を解決できます。
休日に思考を完全に切ってしまう人に、大きな仕事は成し遂げ
られません。継続して考えられないからです。休日には休めば
いいと思っています。時間を有効に使って、体をいたわり、気
分を晴らしながらでも、考えることをすべて中断してはいけま
せん。継続が重要です。
●仕事に投資してください。必要な費用があれば、たとえ経費
で認められなくても身銭を切ってください。
仕事に必要な書籍があれば、どんどん買って勉強しましょう。
仕事に必要な道具があれば、出来るだけ揃えましょう。
勉強になる場所があるなら、自費ででも訪れましょう。
自宅には、考え事が出来るスペースを準備しましょう。
仕事に一切私費を充てようとしない人がいます。会社のためだ
けにお金を使うのではないのです。自分自身の知恵の磨き込み
のため、自分自身の仕事の成功のためにお金を使うのです。こ
れがわかっていないのでしょう。仕事のために身銭を切ってく
ださい。何十倍、何百倍になって戻ってきます。
◎身銭と時間の投資を自分自身に行ってください。何倍にもな
って戻ってきます。
仕事はできるだけ若い時に上手になった方が得です。自分自身
の人生を守れます。そして、身に付けた力は、生涯自分自身の
財産として使えます。会社のためだけではないのです。