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印材で変わる実印の耐久性と風格

横田泰行

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テーマ:実印について

実印を作る時、「どの印材を選べばいいの?」と迷う方は少なくありません。

象牙、黒水牛、牛角、柘植。
さまざまな素材がある中で、何を基準に選べばよいのでしょうか。

実は、印材選びは「実印に彫ったデザインの保持と風格」を大きく左右します。

横田印房には、印材に関するこんな相談がよく寄せられます。

「一生使えるものを選びたいのですが」
「見た目の高級感も大切にしたくて」

疑問に応えるため、今回は印材ごとの特性とそれぞれが持つ価値についてお伝えします。

まず、印材について知っておきたいのは「デザインを保持しやすいかどうか」と「朱肉との相性」です。

実印は、不動産契約や住宅ローン、自動車購入など、人生の重要な場面で何度も使われます。
そのため、欠けにくく、美しい印影を長く保てる印材が好まれるのです。

象牙:印材の王様


最も耐久性があり、綺麗に押せるのが「象牙」です。
適度な硬さと粘りを持ち、朱肉との相性が抜群に良いため、数十年使い続けても美しい印影を保ちます。

使い込むほどに手に馴染み、印材に朱色が染みこんでいき先端が温かみのある桜色に変化していく。
この経年変化の美しさが、象牙の大きな魅力です。
ただし、希少性が高く、価格も高価です。

黒水牛:バランスの取れた実用性


次に人気が高いのが「黒水牛」です。

水牛の角を加工した印材で、漆黒の艶が高級感を醸し出します。
硬度が高く耐久性に優れ、朱肉の乗りも良好です。

象牙に比べて手に入れやすい価格でありながら、
十分な品質を持つため、実印としてバランスの取れた選択肢と言えます。

柘植:手入れ次第で長く使える印材


「柘植」は木材系の印材で、櫛などにも使われる加工がしやすく温かみのある質感が魅力です。

価格が手頃なため、人気があります。
使用後に朱肉をしっかりと拭き取るなど、定期的な手入れが必要です。
丁寧にメンテナンスをしてぜひ長く使い続けてください。


印材は、実印のデザイン保持と使い心地を決める大切な要素です。

明治29年創業、累計50万本の実印を彫ってきた横田印房では、様々な印材を厳選して取り置いています。
一生使っていただきたいからこそ、印材をじっくりとお選びいただきたいのです。
横田印房では、印材選びや画数のご相談も承っております。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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専門家

横田泰行(販売職)

有限会社 横田印房

入学祝・就職祝い時に貰った印鑑を永く使いたいというのは誰もが願う事です。一生使う事ができる「彫る文字」や「材質」について129年の豊富な経験と接客でしっかりとご説明いたします。

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