こころの成長・発達
「遊び」は「学び」というステッカーをもらった。広島県教育委員会による乳幼児期の子育てに関する啓発活動の一環として作られたものである。広島出身の元陸上競技選手、為末大さんの「遊ぶが勝ち」という本は、自らのスランプを乗り越えられた経験から、人間にとっての「遊ぶ」ことの意味・大切さを伝えてくれている。
「遊び」は自発的なもので、誰かに押しつけられたり、強制されてするのは、遊びではない。たしか、ホイジンガ(哲学者)のことばだったと思う。
学生の頃は、授業ノートの余白に漫画を描いたりしたものである。先生の目を盗んで友達とメモ(もちろん授業とは関係ないこと)をやりとりするのが楽しかった。毎月訪問している保育園の子どもたちの遊びは、とても真剣であり、イキイキとしている。遊びは楽しいもので、私たちが人間らしく生きることに通じていると、私は思う。