「現状維持」という名の、最もリスクの高い選択

群馬県でコピーライターとして活動している小倉です。
AIを使った発信や商品販売で、「ひとりで出来る」と謳うのに、自分は社員を雇っていたり、外注を使いまくったりしているのはなぜか?
この疑問を解消するための、発注者側の想いや悩みがどこにあるのか?
結局は「AI使ってでもやりたくない」という本音に寄り添うことになるわけですが...
では、私のような個人プレーヤーがどうしたらそこに入り込んでいけるのか?
考え方のコツをシェアしたいと思います。
所詮、単なるスピードアップである事実
「AIは超優秀な秘書」「AIは東大卒の新入社員」と比喩されることがありますが、実際そうなのです。
何を言っても理解してくれる、しっかり受け止めてくれる秘書なので、基本的に何も返答がないことがありません。
もちろん、何百何千と壁打ちすれば、求めている答えが出なくなってきます。
しかしAIの本質はといえば、自分が投げかけたことに返してくれるだけなので、自分が投げかけたこと以上の答えは返してくれません。
たとえば、企業によっては広報部があり、毎日のようにやるSNS運用やプレスリリースなども、「AIでラクラク」と言われながらも、自分では一苦労だったりします。
そのための「プロンプト(AIに投げる質問や命令)」があるわけで、プロンプトが優秀であれば得られる答えも良いものになるということです。
優秀なプロンプトを投げるためには、プロンプトが長くなる
文章を書きたくない、デザインをしたくない、スライドを作りたくない。
AIに向けてそんな願望を抱いて課金するのに、そもそも論、ハイレベルな答えを得るためには、ハイレベルなプロンプトを投げなければなりません。
そのために必要なのは以下の項目です。
- AIにどんな立場を取らせるか
- 発信するコンテンツを受けとるターゲット設定
- 年齢、収入、家族構成、過去、未来など想定しうる情報すべて
- 作って欲しいコンテンツの詳細(記事ならば文字数)
- デザインならば色味
- スライドならば枚数や目次
- どんなシーンで、どんな使い方をするのか(メルマガならいつ配信するかなど)
- LPならば、どの広告媒体に出すのか
などなど、考えるだけで頭が痛くなるような分析結果をAIに投げかけなければならないわけです。
一度はやるし「できる」と言いたい
サイボウズ社の「Kintone」のCMは多くの人が見たことがあると思います。
なぜ管理職がアプリを自分で作ってニマニマしているところをCMにしているのか?
理由は「俺だって出来る」「若い者にまだまだ負けない」という心理が見えてきますよね。
AIも同じです。一度は自分で記事を書いてみたい。アウトプットしてみたい。デザインをやってみたい…。
俺だって、私だって作れるんだ!AIで出来るんだ!
でも、ずっと続けるのはちょっと億劫だな...
…あれ?この課題、普段の業務と似てませんか?
面倒くさいことをAIに投げかけることすら面倒くさい
一昔前のことです。
20年以上前、ガラケーが一世を風靡していた時期がありました。
「会いに行かなくても、どこでも電話できる」
これがとにかく革命的でしたよね。
もっと前は、車の中にいつでも電話できるように、バッグくらいの大きさの電話機が置いてありました。
では、15年くらい前に生まれたスマートフォンでは?
それまではPCが中心だったネット検索やブログ記事制作、SNSやデータ通話など、圧倒的にビジネスが加速しました。
新しい事業も生まれましたね。
スマホ専用のプログラミングやデザイン制作。SNSにマッチしたマーケティングや広告出稿。
オフラインとPC主体のオンライン、スマホ主体のオンラインという事業の拡大を見せています。
では、看板、チラシ、冊子、書籍などがなくなったかと言えば、形は変われど無くなることはありません。
だからこそ、何千万、何億と稼ぐ経営者たちは「スピーディに行動してくれて、自分の意志を理解してくれる人を求める」のです。
事例:あるマーケターの費用削減計画
以前からお世話になっている経営者の方のお話です。
オンライン秘書を使うようになり、月契約で仕事のゆとりもあったので、高いデザイナーとの契約を終了したいと言っていました。
その方とデザイナーは数年来の仲で意思疎通がスムーズ。値段が高いとは言ってもデザイナーの業界ではかなりお手頃価格。けど、秘書に頼んだ方が安上がりだから…
と、費用削減を検討していました。
「切ってもいいかな?」と言うので、秒で「切らないでください」と返答しました。
外注の身であり、レベニューシェアで粗利によって売上が増える私としては、費用削減してくれた方が利益が出るので実入りが増えるのです。
単なる外注なら「別にいいじゃないですか。経営者のあなたの判断です」と言うでしょう。
「切らないで」と言った理由は、「一人でも多く、身近にプロフェッショナルが居た方が、必ず力になるから」です。
結果として、秘書も使いながらデザイナーにも依頼をすることで、事業がラクになり加速しています。
秘書も仕事をもらいながら、得意じゃないデザイン業で疲弊することなく、得意分野で実力を発揮。デザイナーもスキルが上がり事業を拡大しています。
プロはプロならではのAIの活用をする
途中で「高度なプロンプト」の話をしましたが、コピーライティングを仕事にしている私としては、こんなレベルは日常茶飯事です。
ですが、言語化を仕事にしていない人からすると、勘弁してくれというレベルらしいです。
基本的にAIは、自分の領域の枠を出ることはほぼなく、「領域の枠の外し方」は、言語化に特化した私のようなコピーライターや、マーケティングに詳しい人しか知りません。
なのでもし、
- 各種士業
- サロンオーナー
- 学習塾経営
- 業界特化型の経営コンサル(不動産・建築・工場・店舗経営など)
という方はもちろん、他にも言語化に特化した人を傍に置いておきたい、近くに感じていたいという方は、ぜひお声かけください(*^^*)


