求人マーケティングの仕組みづくりで、中小企業の採用課題を解決に導く（3/3）

15年以上の業界経験をもとに企業と求職者をつなぎ、北関東の盛り上げに貢献

　尾崎さんは、会社員時代に副業としてアフィリエイトを始め、独学でWEBやマーケティングの知識を培いました。通っていた整体院のWEB集客を手伝ったことを機に、個人事業主として、集客やWEBマーケティングの支援をスタート。15年以上の経験を有します。
　「集客がうまくいき売り上げが上がったクライアントから、次の課題として人手不足の悩みが多く寄せられ、求人でもこれまでのノウハウを生かせると考えました」

　2022年に「きたかんコネクト」を設立。社名は、創業当初からの、〝北関東（きたかん）を盛り上げたい〟という思いと、企業と人を「つなぐ」という事業のキーワードから名付けました。

　クライアントから「ファミリーみたい」とよく言われるという尾崎さん。
　「上からのイメージがあるコンサルタントではなく、部活の先輩・後輩のような近い距離感での関係づくりを心掛けています。WEBマーケティングに関してはあくまで先輩の立場ですが、お客さまから提案いただくことや、私が率先して実務を担うこともあります。一緒に取り組むスタンスなので、結果がついてきたときは自分ごととしてうれしいですね」

　AIが仕事を奪うとも言われる時代を目前に、尾崎さんはアドバイスを送ります。
　「すべてをAIに置き換えられないからこそ、会社を支える人材はますます重要性を増すでしょう。限られた優秀な人材を獲得し、定着させることは企業の存続に関わります。未来を見据えて、その仕組みを整えましょう」

（取材年月：2024年3月）

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⇒自社採用サイトとYouTube動画などで人材が集まる仕組みを構築